わたしが初めて料理教室スタジオを立ち上げたばかりのころ。右も左もわからず、ただただ、
「どうやって生徒さんを集めたらいのか」
「売り上げの作り方」
が、わからず必死でした(笑)。
駆け出しのころって一生懸命ですよね。
仕事に燃え、自身の商品やサービスに自信があればあるほど、
サービスをいろんな人に知ってもらいたい!
知ってもらえさえすれば!!!
と必死です。
実際知られてなければ、無いと同じですからね。
そのため(知ってもらうため)にやるべきことはたくさんあります!
ネット集客でもリアル集客でも、やることは同じ。
出来ることはやらないといけません。
でね。
必死な姿勢は絶対に必要だし、良いことなんだけど
「お客のふりして売り込む」
ことだけはやめた方がいい。
例えば、
自分の商品やサービスを、知ってもらいたいな~、
チラシとかお店などに置いてもらいたいな~、
まずはお試しでも良いんだけどな~。
でもいきなり売り込んでも受け入れてもらえないかもしれない…
あ!だったら知り合いになるためにも、まずはお店に行ってとりあえずそのサービスを受けよう!
今回はお客さんとしてサービスを受けるけど、自分の売りたい商品のプレゼン資料なんか持っていったりしてやる気満々で自分の商品の良さを語ってみよう、反応が良かったらラッキー!
くらいに思うわけです。
で、そのときは何となく
オーナー(あるいは主宰者)も反応良い感じに見えます。
で「イケる!!」と思うんですね。
帰ってから改めて連絡し
「今度お時間頂けませんか、詳しくお話させてください」
とか言っちゃうわけです。
どう思いますか?
普通のことだと思いますか?
なんなら、やっちゃってたりしますか?
もし、自分が「された側」だとして想像してみてください。
売り込みたくてうちのサービスを1回だけ受け(買い)に来た
「お客のふりをした営業」という印象にならないですか?
1回会っただけの人に、いきなり「時間下さい」って言われて
なんで?
わたしが?
あなたのために??
時間を使って話を聞く??
ってなると思いませんか?
だったら、中途半端なことをせずに、最初から
「営業に来ました!話聞いてください!」の方が気持いいですよね。
1回サービスを受けたくらいで「人間関係が出来た」なんてことはないですよね。
(もちろん回数の問題ではなく、アプローチの問題です)
自分のことだけで頭がいっぱいになっている状態ですね。
もちろん、これがすべてではありませんが、
仕事は「相手ありき」で成立します。
あくまでもお互いが気持ちのいい距離感って必要ですね。
「必死」になりすぎて周りが見えなくなってしまわないようにね
相手の気持ちを置き去りにすると、どんなにいい商品、良いサービスでも
うまく伝えることができなくなりますよ。
「お店のメニューを考えて欲しい」
「レシピコンテンツを作りたい」
「料理イベントを開催したい」
フードコンサルタント・料理家 平井一代
スマイルキッチン料理教室は20~40代の女性、延べ5,500人の生徒さまにお教えしてきました。
【運営会社】
株式会社サプル
「自分らしく生きる。女性が輝くと社会は潤う」をコンセプトに、女性のためのサービスを展開しています。
●エステ事業 Ojas(オージャス)
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