いつもありがとうございます。
スマイルキッチン代表 フードコンサルタントの平井一代です。
Ojasの方のブログで
ガール石けんで、頭から足まで洗ってるよ、という話をしました。
そして 石けんで顔を洗う際に知っておいてほしいこと
洗顔のことまで触れました。
今回は髪の毛編です。
わたしの石けん洗髪歴は多分７～８年くらい。
今はシャンプーもリンスも使ってなくてすべて石けんのみ！！
石けん洗髪のきっかけは、友人が「石けん作家」さんだったこと。
最初は洗顔、身体を洗う用の石けんを手作りしたいと思って
習っていたのですが、
「石けんシャンプー作れるよ」と教えてもらい
液体の石けんシャンプーを作ったことが始まりでした。
でも、だんだん液体せっけんを手作りするのが面倒(←)
顔用に使っていた手作り固形石鹸を髪にも使うようになりまして。
（手作り固形石鹸は一度作るとたくさん出来る）
途中、良いシャンプーがあると聞けば
「どんなもんだろう」と浮気をしたことも多々ありますが
そのたびに、結局元カレのところに戻る感じです。
（実生活では元カレと復縁とか、マジないけど。性格的に(笑)）
私の髪質が大きく影響しているのだと思いますが、
シャンプーリンスだと髪の毛がサラサラになりすぎて、
ぺちゃっとなってしまうんだけど、石けんだと適度にボリュームが出ていい
！！
（とはいっても、市販のいろんなものが入っている固形石鹸で洗ったことがないので
石けん全部が大丈夫かはわかりませんが…。）
ということで、石けん洗髪歴はそこそこ長いわたし。
個人的に、今までトラブルの類は一切ありませんでした。
という前提でお話をしますね。
前置きが長くなってしまってごめんなさい。
石けんで、あたまを洗う時の注意点を。
１）最初はガビガビ・ギシギシになる。
それを「ゴワゴワ期」と呼びます。…ガビガビ、ギシギシはどこ行った。
市販のシャンプーリンスの中に入っている
いろんな成分のおかげで（かなりぼかして書いています(笑)）
髪の毛はさらさら、トゥルトゥル、良い香りぃ～～になります。
そんな市販のシャンプーリンス達に慣れていると、石けんで洗った時の
衝撃ってすごいと思います。
「なにこれ、最悪なんだけど…？」って。
メルちゃんの気持ちを代弁してみました…。
実際、泡立ちも悪いし（前のシャンプーリンスのせい）
髪の毛がゴワゴワになるんです。
それは石けんがアルカリ性だから。アルカリ性が髪の毛のキューティクルを開いてしまうのと、石けんは脱脂力が強いので、頭皮の脂が一時的に取れて髪の毛がバサバサになる。というもの。
（シャンプーがなんであんなにアワアワになるか知ってる？添加剤が入ってるからだよ。洗浄力とは別ものだよ。）
それを表面だけ見て、
「石けんで髪の毛を洗うなんてとんでもない」という人もいます。
表面だけ見たら、そうでしょうね～。
カラーリングや熱で髪の毛が痛んだ人なら（特に髪の毛が長い人）ゴワゴワになってしまって大変なことになります。石けんシャンプーは向かないと思います。
だけどね、1週間も石けんで、洗い続ければ、
シャンプーリンスのアレ（ぼかしています(笑)）も落ちてきて
石けんでも普通に洗えるようになります。
わたしはそれを知っていたので、ゴワゴワ期を乗り越えました。
詳しくはこちらに書いてあります！超納得！
つまり、「石けんシャンプー」に最も切り替えやすいのは
・髪が短い
・カラーもパーマもしてない
人が取り組みやすいです。
もちろん個人差あるでしょうから、無理のない範囲で＾＾。
２）リンスはこれで十分！！
石けんがアルカリになるなら、酸で中和すればいいだけの話。
普通に酸のモノを使えばいいので、お酢でもリンスになるのですが
「お酢ぅ？？においがね～～」という場合、クエン酸を使えばOK。
クエン酸は薬局でも売っています。
クエン酸を水に溶かして『クエン酸リンス』を作ればいいのですが
それすらめんどくさいので、わたしは市販のクエン酸リンスを使っています。
使い方は簡単。
石けんを泡立てて髪の毛をよく洗い、洗面器にお湯を張って、
クエン酸リンスをちょっと入れて、髪の毛にかけるだけ。
付けるんじゃないんです、かけるんです。
わかるかな？
こうじゃないですよ？
こうです！！
ザバーーーーーーーっ！！
はい、簡単ですね(笑)
クエン酸リンスをしたあとは
しっかり、シャワーですすいでくださいね。髪に酸が残るのも、よくないです。
また、特にきしみを感じないなら（子供とか短髪の場合）必ずしもリンスはしなくてOK。時間が経つと頭皮から皮脂などが分泌されて、自然にしっとりしてきます。
これは肌も一緒ですね。
（でも小さい子供はあまりお勧めしないかな～。石けんが目に入ると超痛いので(笑)
シャンプーが嫌になっちゃう恐れがあります）
３）髪の毛が長い場合はオリーブオイルをちょっとつける。
実際私がやっている方法ですが、
タオルドライした毛先にオリーブオイルをちょっとなじませる。
それだけで、しっとり柔らかいサラサラヘアになります。
シリコンなんかいらない、いらない！！(笑)
ポイントは
・頭皮に付けないこと！！
・つけすぎないこと！！（髪の毛の長さや量によります）
・前髪とかに付けると頭を洗ってない人みたいになる(笑)
・オイルをつける部分は、髪の毛を手で縛った先の部分のみ
オリーブオイルにはオレイン酸とビタミンEが入っているので
髪にも肌にもお勧めです！
このほかにも椿オイルなどが髪の毛に良いと有名ですね。
お好みでいいと思います＾＾。
わたしの実感としては
「石けんで洗っているうちに（程よく毛穴の脂・汚れが取れて）地肌が健康になった、ので髪質がよくなった」
と自分では思っています。
（私の髪の毛の写真。ピアスがメインになってるけど(笑)）
ちなみに、頭皮が匂うのはなぜだか知っていますか？
頭の毛穴に皮脂や汚れが詰まって、酸化するからにおいを発するんですよ。
そういう意味から、ちょっと石けんで頭を洗ったくらいで、頭皮の脂を取りすぎる＝NG!!っていうのもちょっとおかしな話だと思っています。
頭ってすごい脂が出てるんですよ～。自然になじみますから！！
ただあまりに乾燥肌の方は向いてないかもしれないですけども…。
と、ここまで書いて・・・
石けんシャンプーって、脂が有り余る青春真っ盛りの男子とか、
加齢臭や抜け毛を気にする男性には超絶おススメじゃね？？
って、ことに気づきました。
ちょっと奥さん？旦那さんに使わせてみて！？
肌の部分でも言いましたが、石けんの洗浄力も界面活性によるものなのですが、
洗顔フォームだけでなく、シャンプーにも合成界面活性剤は使われています。
「石けんは洗浄力が強いけれども、
水で流すことで簡単に洗浄力を失う＝肌に界面活性剤を残さない」
が最大のメリットなんです。
石けんはアルカリ側でしか働くことができないのですが、
皮脂は酸性なので、もし肌に残ってもやがて中和され働きが無くなります。
それと、水で薄められると、石けんの洗浄力（界面活性剤の働き）が無くなります。
洗剤やボディソープなど合成界面活性剤が主成分のものはそうはいきません。
いくら薄まっても肌にとどまり働き続けます。
髪の毛って毎日洗いますよね。
毎回、美容室でやってもらうみたいに、丁寧に洗い流せますか？
そうじゃない日もあると思います。
だから、多少脱脂力が強くても、しみて目が痛くても(笑)、
それを補って余りあるメリットがあると、私は思っています。
結論
一回、石けんで髪の毛洗ってみて？
やってみて合わなければ、元に戻せばいい。
（※敏感肌など刺激に弱い人、トラブルになりそうな人は自分の肌質にあったものを使ってくださいね。）
あと、コスト！！！
圧倒的なコスパ！！！
ガール石けんじゃなくてもいいけど、
ガール石けんの場合、1個880円だけど余裕で2か月は持つし、
クエン酸リンスなんか洗面器1杯のお湯に対して、
スプーン1杯くらい入れて使うんですよ。
安すぎ…。
髪に良いとされるシャンプーとかリンスとかありますよね。
素材や製法も、使う人のことを考えられた良いものもたくさんあります。
ただ、、いくらします？
そういう面でも、わたしは石けんラブです。
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フードコンサルタント・料理家 平井一代
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