憲法改正による国防軍の位置づけ | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

憲法改正による国防軍の位置づけ

11月28日(水)

 世界のどの国も自国を守るために軍隊を持っています。しかし、自衛隊は、憲法9条の関係から国内では軍隊として呼ばれず、違憲という議論すらあります。もちろん海外では軍隊として扱われています。こうした矛盾を解消するために、自民党は憲法改正により、自衛隊を国防軍として憲法上位置づけることを公約に掲げました。


 民主党は、国防軍の問題を意図的に取り上げ、あたかもわが党が戦争を引き起こすかのような発言を繰り返しています。しかし、憲法を改正して自衛隊を国防軍にするからと言って、憲法の「平和主義」や「戦争放棄」「文民統制」もまったく変わりません。


 党綱領もなく改憲派から護憲派までが混在している民主党こそ、少なくとも現在の政権党として曲解によるネガティブキャンペーンを繰り広げるのではなく、まず、国のかたちの基本や憲法改正案をしっかり用意して憲法論議をすべきです。