漁業関係者、農業関係者の皆さんと懇談

１１月２５日（木）

　午前中は、諏訪湖漁業関係者と懇談。諏訪湖底の貧酸素水塊をどうするか、貴重なご意見を承りました。内水面漁業の漁業資源確保という点から対策を講じていく必要があります。中止された諏訪湖底のヘドロのしゅんせつも再開を検討すべきです。

　午後は農業関係者と懇談。ＴＰＰの議論の前提として日本の農業構造改革政策の推進や米などのセンシティブ品目などについて、二国間でじっくり話のできるバイのＦＴＡの議論をすすめる過程で関係者の理解の深化を図る必要があります。これは、日本の製造業と農家の対立などという構図に単純化することは不適切です。日米関係を回復することで、ＴＰＰのすすめ方についてアメリカとじっくり話をすることも必要です。

　木曽の挨拶まわりの後、『南木曽若手の会』に出席。忘年会として大いに盛り上がりました。木曽の山林、森林文化、街道文化を生かした温もりのある地域づくり、社会資本整備としての国民ニーズに沿った公共事業の展開、バラマキではない構造政策を伴う新しい農業政策の展開などについて話もしました。

　北朝鮮の暴挙に対して日本政府としてもすぐに危機管理体制をとった上毅然とした態度をとるべきだったと思います。日米同盟の東アジア地域における意義、北朝鮮の脅威について、もっとしっかり認識すべきです。