元園代表内山恵介のブログ

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スマイルキッズの元園代表内山恵介による、開園(2011年6月)から2014年3月末までのブログです。

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3月も半ばに差し掛かり、わが日本興亜スマイルキッズの卒園式も間もなくに迫ってきました。



日本興亜スマイルキッズにとっては初めての卒園児となるめろんぐみさんたち。たまに園に立ち寄ると「うちやませんせ~♪」と駆け寄ってきてくれるみんながいとおしくてたまりません。


今から4年前、新規事業の構想の灯を胸にともして以来、文字通り“人生をかけて”“命がけで”保育事業の立ち上げに取り組んできました。様々な人に助けていただき日本興亜スマイルキッズ江戸川橋保育園を開設することに成功し、そして保護者の皆さんや地域の皆さん、スタッフの皆さんのおかげで、こうして今回卒園生を送り出すことが出来るようになり、一区切りつくところまでやってこれました。ここに改めて、皆さんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。


そしてもうひとつ、この3月末を持って、私自身も一区切りつけることにしました。
昨年代表を交代して以降も、親会社本社の保育事業推進責任者としてスマイルキッズに関わってきましたが、この度、日本興亜スマイルキッズの経営母体である日本興亜損害保険株式会社を20143月末をもって退職し、日本興亜グループを卒業することに決めました。


私の夢は、子どもも、保護者も、職員も、地域も、みんながハッピーになる園を創り・増やし・拡げていくこと。でも、私が本当に実現したい姿を創り上げるためには、今の保険会社の社員という立場を離れないと実現できないとの想いに至りました。


自らが創業し、魂を込めて関わってきた日本興亜の保育事業を離れることは本当に寂しく残念な思いでいっぱいです。また、今よりもっと皆さんに喜んでいただける保育園へ進化していかなければならない中、事業責任者として関わっていけなくなることが、申し訳なく、心苦しく思います。

でも、皆さんのおかげで、手前みそながら江戸川橋園はとても素敵な園になりました。私は卒業しますが、今のスタッフたちがいれば私が不在となっても、今まで以上に素敵な保育園にしていってくれると信じています。

私は今後、様々な規制や制約によってスマイルキッズでやれなかったことを実現するために、新たなステージに移り、また人生を賭けて挑戦していきたいと思っています。引き続き子どもに関わる分野でがんばりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。


そんなわけで、あと2週間ちょっとで私もめろんぐみさんと一緒に卒園します。



大好きだった江戸川橋の桜。この桜をみんなと一緒に見られなくなるのはさみしいですが、目を閉じればいつでも見られるから大丈夫♪





いままで当たり前だった日々もあとわずか。一日一日をかみしめて過ごしていきたいと思います♪

今日であの日から丸三年。

私自身も帰宅難民となり、お茶の水に勤務していた奥さんと合流し、寒さに震えながらもなんとか歩いて世田谷のマンションまで帰宅。

ようやくたどり着いた家のリビングで点けたテレビで各地の被災状況を見て、あまりの被害の大きさに戦慄すら覚えたのを昨日のことのように思い出します。


死者・行方不明者約2万人。

この2万人という数字に現実味がなく、しばらく受け止め方に戸惑っていましたが、とある人が、「2万人が亡くなった災害が1回あった」のではなく「かけがえのない1人が亡くなった災害が2万通りあったということ。」というのを聞き、なるほどと思いました。

1人の命が失われたことを1日かけて悼んだとして、2万人の死を悼むには54年かかります。
つまり、一生涯かけて悼んでも悼みきれないくらい、ものすごいことだったんだと。


風化は被災地でではなく、私たちの心の中でおこります。

帰宅したリビングが安心に満ちていることの幸せに感謝しつつ、あの日のことを心に刻む一日としたいと思いました。



今日はスマイルキッズのお楽しみ会!


子どもたちがここまで楽しみながら準備してきた成果と共に、スタッフたちが子どもたちとどんなものを創り上げてきたかを見せてもらう場でした。



そして、今回が初めて、純粋なギャラリーとしてスマイルキッズのイベントを見る機会だったんです。


秋の運動会やハロウィンイベントまでは代表としてイベントプロデュースに全面的にかかわり、その後は準備をお手伝いしたりとあるパートを担当したり、講師や演者をアサインしたりとサポートしてきましたが、今回のイベント・お楽しみ会は、全面的に新代表のもと、園長やスタッフたちが創り上げたもの。私も保護者の方と一緒にひとりのギャラリーのつもりで楽しく見せていただくつもりでの参加となり、今までとは違う心境で当日に臨みました♪




しかしながら、色々なアクシデントのフォローに廻った結果、残念なことにいちごぐみ~ももぐみまでは、見ることができずしょぼん


でも、ぱいんぐみさんの途中からは見ることができ、みんなの成長したかわいい姿をたくさん見せてもらいました♪




3年前、スマイルキッズが開園した時にはまだ、2歳児クラスだったこの子たちも、あと半月ちょっとで年長さんなんですね!成長に思わず鼻の奥がツーンとしちゃいました(笑)




めろんさんたちは、もう小学生の風格が十分!スマイルキッズの最年長児として、胸を張って小学校に送り出せます♪






その後の演奏や合唱!





涙腺決壊を我慢するのに精いっぱいでした!




そして、ここまで一緒に開園から頑張ってきた仲間も卒業となります。





弥生先生、優里先生、相田先生。みんな立ち上げの一番大変だった3年間を伴走してくれました。


まだまだこの保育園が私の頭の中の想いでしかなかったときからの仲間です。


辛かった時もあったり、すっごく嬉しかった時もあった。泣いた時も、大笑いした時もあった。


でも、こうしてスマイルキッズが胸を張って卒園生を送り出すことができるようになったのは、間違いなくこの皆さんのおかげなんです。


素晴らしい出会いに心から感謝しています♪



卒園する子、転園する子、退職する先生。一緒に過ごすのはあとわずかですが、残った時間を大切に、日々胸に刻んでいきたいと思います!