不登校や発達障害の子どもの支援者と親の会

すまいるクローバーの会


9月28日(土)に「おはなし会」を行いました。


参加者は4名。

初参加の方が3名でした。



病院の受診

初めて病院をするとき、とても勇気がいります。

子どもに何か問題があることは分かっていても、知的な遅れや発達の問題がはっきりしてしまうことは怖いですよね。

「病院に行ったらいろんな不安が解消される」
と期待して、
「待ち時間だけ長くて診察はたった10分!」
期待外れだったという声もよく聞きます。

病院は、診断、検査、薬の処方、受給者証の申請、診断書、手帳の申請などで利用するところです。

心理カウンセリングやデイケア、療育を行っている病院もあります。

心療内科は、起立性調節障害や過敏性腸症候群、うつ病などの身体的、精神的な症状がある場合に受診するところ。

発達障害や知的障害の相談は、小児精神科になります。


子どもの問題を解決することや悩みを解消することを目的とするなら、療育機関やスクールカウンセラーなどのサービスを利用します。

民間の塾のようなところもありますよ。

病院の受診は、
必ずしなければいけないものではありません。

長い目でみて、
いつか必要になったときに予約がすぐに取れず、
対応が遅れてしまわないように受診しておくことも大切です。

どうしても病院に抵抗がある場合は、
抵抗がなくなったときに受診すればよいし、
子どもが行きたがらなければ、
親だけ行くこともOKです。



知的な遅れ

現在、
「知的障害」というのは、
IQだけでは判断しません。

目安としてIQが70以下で、
療育手帳がとれるのは75以下。

IQが低くても、
日常生活で困っていなければ
知的障害ではありません。

もちろん、
知的に遅れがあれば、
学校の学習についていくのが難しくなります。

それでも、楽しく学校に通えていればOK。

無理して成績を上げようとするのではなく、
その子の能力に合った進路を探していけば良いのです。

逆に、
IQが高くても、
学校に行っていなくて、
学習をする習慣がついていない子は、
九九も忘れてしまうし、
カタカナや平仮名も忘れてしまい、
「知的障害ではないか?」
と心配になるくらいできなくなります。

学習の習熟度は、
IQが高い低いではなく、
学習量や学習の質、学習環境に影響しています。


相談できる場所を!

子どもの問題の初期は、
親も子も精神的にとても不安定になります。

「誰にも相談できない」
「同じ思いをしている人と話がしたい」

と思って、おはなし会に来てくださいます。

名古屋市でもあちこちに親の会があります。

開催している曜日や時間帯もそれぞれ、
主催者も参加者もそれぞれなので、

いくつか参加してみるとよいです。

病院も専門機関も親の会も一緒。

自分に合った場所を探してみてください。

その一歩が大切です!

動き出せば、
必ず良い方向に向かっていきます。

子どもの問題を解決するには、
まずは親から。

親が不安でおろおろしていたら、
子どもにも伝わってしまいます。

まずは、
親の心の支えになる人・場所を探してみてください。

親の心が落ち着けば、
子どもも落ち着いてきます。

安心して相談できる人がいるだけで、
気持ちが楽になりますよ。


10月「おはなし会」

今年度最後のおはなし会です!


日時   10月26日(土)13:15〜14:45

場所    徳重地区会館 第2集会室

            名古屋市緑区元徳重1丁目401

               地下鉄桜通線徳重駅すぐ

対象        不登校や発達障害の子どもの
                              支援者と保護者

定員        6名(先着順)

参加費 300円


※ ユメリアとHILL'S WALKの駐車場は4時間無料になります。会場に駐車券をお持ちください。HILL'S WALKの場合は延長チケットをお渡ししますので、お申し出ください。


【予 告】

11月から3月までは、おはなし会を休止いたします。
来年度のことは、決まりましたらお知らせします。


お申し込み・お問い合わせは、

公式LINEでお願いいたします。


①お名前
②住所(◯◯市◯◯区◯◯町まで)
③電話番号
④お立場(支援者or保護者or両方)
⑤参加する会の名前(◯月「おはなし会」)

をお送りください。


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すまいるクローバーの会会長、水谷紘子のブログです。

こちらでも、不登校や発達障害の子どもたちについて発信しています。

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