桃紅ですニコニコ


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ずっと読みたかった松村潔先生の「東京星図」。

図書館で借りました。

絶版なのかな? Amazonでは値段が高騰しています悲しい



東京という都市のエネルギーを西洋占星術で分析してみようという、松村先生の試みが記された本です。

2003年の出版なので、松村先生の文章も難解なところもなく、一般向けで易しい内容です。

(優しい、ではなく、易しい)



1869年5月9日の午刻、明治天皇が江戸城に入場した時を東京の「生誕日」として、江戸城本丸があった今の東御苑を出生地に、ホロスコープを作成し、

これを東京の地図に投影するという試みです。


皇居を中心にして東京を12のサインに分けることで、それぞれの地域の特性を考えてみる。

松村先生の検証によると、これがなかなか当てはまっていて面白い!



当然惑星も見るのですが、

東京のホロスコープの太陽(すべての中心)の位置にはピッタリ!東京タワーがあり、

土星(お年寄りを表す)の位置には、巣鴨のとげぬき地蔵。

バトルな射手座のはじまりの位置には武道館や東京ドームが。

あんぐりあんぐりあんぐり


東京が生まれた時からこのようなエネルギーは働いていたのか……???

占星術の示す星の羅針盤の正確さには、毎度のことですが息を呑みますね〜〜




私は若い時から新宿の街が好きで、

特に新宿三丁目のルノアールに居る時、12ハウスの月(隠れていたい)がほっとして癒される感覚があります。

月なので本当は好きではないのかもしれませんが、月的な逃避の喜びを感じるエリアなのです。

この本によると、新宿は

「周囲に埋没したい時に行くと良いエネルギー」

だそうです。

新宿は水瓶座エリアになるのですが、そもそもがあまり上品でないことに加えて、行き場を失った人たちの溜まり場になっていたり(トー横キッズとかね)

近頃はインバウンドで外国人もやたらと多く、まさに無国籍風です。


水瓶座の手前の山羊座は(+対局の蟹座も)常識的で安心できるものを守るサインですが、

水瓶座は多国籍な自由世界です。


日常生活の中でごくごく平凡でまともと思われて、世の中に受け入れられるもの、異常なとっぴさの無いサインは山羊座と蟹座です。

日本人としてのノーマル。


山羊座エリアは、学習院のある目白エリア、

蟹座エリアは、銀座、という符号も面白い爆笑





興味のある方は読んでみてくださいニコニコ






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