先の日曜日に
羽生結弦さんのアイスショー
RE_PRAYTOURに参戦
新幹線終電の一本前に間に合い
仙台駅待合室でテレビを流し見
していました
NHKスペシャルがそこに流れていて
約1年前にがんで亡くなった
坂本龍一さんの特集が放映されて
いました
「Last Days 坂本龍一 最期の日々」
最期、という語句を目にした時
ぐっとくるものがあり
すぐに旦那にLINE
録画を頼みました
坂本龍一さんは
中咽頭がんを患い、それは
放射線治療で寛解したと聞いていました
そして
全く別の病。。直腸がんが発覚
こちらは発見したときは、すでに
ステージが進んでいたとのことです
一度ならず
がんに罹患している自分を重ねるのは
失礼にあたりますが
心の何処かで
いつも応援していた方でした
東日本大震災のときの活動、そして
そこから始まった
脱原発運動
精力的に活動していたことは
周知のことです
番組では
ご家族のプライベート映像提供も
ありました
抗がん剤の副作用で
指先の痺れが起きるため
音楽活動と
治療のタイミングをずらしたことや
病と闘う孤独
安楽死を選ぶかという苦悩
そして
盟友
高橋幸宏さんの死が
とてつもなく大きな出来事だったこと
など
語られていました
偉大な功績を残し
華々しい世界を闊歩してきた
坂本龍一さん
病気に苦しみ
副作用に耐え
死を目の当たりにして逡巡した様子を
ここまで見せてくれたことに
衝撃を感じました
未発表の曲に
胸を打たれました
誰かの最期を知ることは
怖いことでした
自分が辛い状況になったときの
支えは何かと考え
それはやはり家族だ と
想いました
長々と書きました
読んでくれてありがとう