無農薬米のお米で酒を作る会の年間企画。

田植えから始まって稲刈り、収穫までは終えた。

今回はお酒のラベルとなる和紙の紙すきを体験しました。


息子は来たくなさそうだったのでばーちゃんと家で留守番させ友達と参加。車止める場所ないから電車で来てねって事で久しぶりに電車に乗る。

山の紅葉が綺麗でした♪

こちらの会場。

本来は一般の方は受け入れないんだけど、道の駅の紙漉き体験場が老朽化して建て替え中の間はこちらで受け付けているみたい。

もともと試験場だった施設が町に返還された時に学習センターとして学びの場になったそうです。

↑手漉きの建物

↑手順。楮(こうぞ)っていう木の皮の内側部分の繊維で和紙は作られてました。

蒸したり皮むいたり工程がいろいろ。

和紙は楮の繊維を細かくして作られます。

↑中がこんな感じ。

↑とろみのついた紙の元になる液をすいていく。

とろみがあるのは糊じゃなくてトロロアオイという植物の根っこから取れるとろみ。楮とトロロアオイは和紙に必須。


最初は化粧水って言って、お腹側からすくった液をサッと反対側から流す。それを最初する事で和紙の繊維が寝かされて、重ねた時に他の紙とくっつかないそうです。

そのあと液をすくって平行にお盆みたいなのを持って縦方向にゆらゆらゆらゆら〜水平に揺らしていく。次は縦方向にゆらゆらゆらゆら〜。10回ずつくらいしたら、サッと水を反対側に流し、またお腹側からすくってゆらゆらの工程。これを3回したら体験終了。めちゃ早い。全工程50秒くらい。

それをサポートしてくれたお姉さんが型から外して終了。厚みがあってとろみがあってゼラチンみたい。こんなんで紙になるの?って思った。


これらを重ねて機械で圧力かけて中の水分を押し出して乾燥させると和紙になるそうです。

もう一つの建屋に機会がズラリと並んでたけど、そっちの工程なのかな?

めっちゃレトロですよね。

昭和11年に建ったそうです。

和紙の歴史の展示建屋もあって、その一角にザ・昭和な一室を再現した場所があって超ときめいた♪(笑)

昔はパソコンモニターテレビサイズだし、フロッピーだし、キーボードも今みたいに薄くなかった。

レコードもこんな感じだったよ(^^)


でもここまでやるなら、電話は黒電話がよかったな。そこだけ違和感を感じた。テレビも古いけどガチャガチャ回せるチャンネルのタイプじゃなかった。それだとなお味があるんだけど、引き抜かれちゃうかな(笑)

でっかい折り鶴もすごいけど

私は小物に惹かれる

色があるとさらに可愛い♡

ビデオ鑑賞で紙の作られる工程を見て、和紙を綺麗に切ってみる。しっかり折り目を入れてそのラインをしっかり濡らして優しく引っ張ると綺麗にきれました。

板で乾かすとその木目が紙に写っていい味になってました。わざと木の皮のカスを入れて作るのは生産者さんからみると綺麗な和紙としてはNGですが、購入者としては味があって好まれるみたいでそういう種類もありました。私はやはり明るい色が付いてるのが好き♡


和紙は漉き網の跡や紙の断面などで手漉きか機械か1枚和紙を切ったものかとかわかるそうです。奥深い。和紙の工程が理解できてよかった。

すごく手間ひまかかってるし、昔の人はよく紙を作る工程を考えたもんだと感心する。


工程としてはあっという間だったけど、体験できて、内容を知れてとてもよかったです(^^)



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