川口の暮らし菓子工房『スマイルてえぶる』」店主の挑戦!!

無肥料栽培・自然栽培に特化した食材にこだわった「菓子」作りにこだわる店主のブログです!


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【長文です】

 

当店で使う【無肥料栽培・自然栽培農作物】を訪ねて、第2弾、

今回は、大変貴重な無肥料栽培菜種油を作る大田圭一郎さんを訪ねました。

 

※こちらが大田圭一郎さん(向かって右が大田さんの田んぼ)

 

大田さんは現在農薬肥料を使わない栽培方法で、「お米」「菜種」を生産されています。

当店では、そのうちの「菜種」から搾油した「菜種油」を使用。その美味しさは「エクストラバージンオイル」の様に生食でも大変美味しく、黄金色のやや粘りのある性質。

初めて手にしたとき、その美味しさに、これが無肥料栽培の技かと、大変驚きました。

 

本日はその大田さんの畑と田んぼに伺いじっくりお話しを伺いました。

 

大田さんは、もともと名古屋のご出身。自然が好きなご両親に連れられて、長野をよく訪れ、自然の中で過ごすことが当たりまえになっていたそうです。

 

⇒農家を目指そうと思ったきっかけ

その後サラリーマンをしていた際、その前からその長野の農家さんのお手伝い等を通しさらに、震災を経たときに、農家さんから、「肥料」「農薬」が入手困難で、農業が出来なかったこと、無肥料栽培がそれらが無くてもできることなど

 

そして、農家になろうと決心された大田さんの行動は素早く、会社を辞め、農業研修先を申込み半年後には、栃木にある研修先に2年の研修につきました。

 

研修では1年目は農業について一通り経験、そして、2年目には、自分で作物の栽培計画を立て、実践、収穫の後には、自分で販売、その収益、そして顧客情報迄いただける、という大変研修生の将来を考えたプログラムのようでした。

 

その恩恵はとても色濃く、大田さんは本日お伺いした農地で就農2年目にして、作った作物はすでに完売。これから収穫するお米、搾油が始まった菜種油もすでに予約が入っているとの事。

 

そんな大田さんの素顔は「趣味は農業、それでなくては(無肥料栽培は)やってゆけないと思う。」また、「畑や田んぼに来ると具合が悪くても元気になり、かえって家に帰ると頭痛や熱が出たりと具合が悪くなる」というびっくりなエピソードもお話しいただきました。

 

大田さんの菜種油の精油方法は、、化学薬品を混ぜて油を抽出・分離、さらに過熱して栄養分も何もなくなってしまう、一般的な方法ではなく、菜種に圧をかけて種から油を搾り出す低温圧搾生搾りと言う方法にこだわっています。

 

そして搾油は栃木の搾油会社さんにお願いしているそうですが、まだまだそれをする技術を持つところは少ないと言います。

 

更に、研修先で搾油の経験も踏まえた大田さんは、その業者さんと搾油の方法についても打ち合わせ、初めての搾油を共に方法も検討しながら進めておられるそうです。

 

「無肥料栽培の菜種油は、とれた菜種によって、微妙に出来上がりが違います」との事。

それは、天候等自然の循環によって出来具合が影響される無肥料栽培の農作物のそれと類似した特徴かと思いました。

 

そして、だからこそ常に一定でない出来の菜種油を使ってお料理をする側にとっては、技術を要すると言う事にもなります。

 

本日は今年7月にとって、今回種まきをする自家採種した種を見せていただきました。近々に種まきをする予定との事。小さな小さな粒の菜種の種。ここまでにするには、大変な労力が必要だったことかと思いました。

 

今大田さんは、今年収穫した畑が粘土が高く、水はけが悪いことから1年間、土の改良を行い、新たに手に入れた畑で菜種を育てるそうです。

 

j※こちらが、今年これから種を蒔く畑の土、サラサラで腐植分がありました

 

※上記の畑の全様です

 

本日はそのお休みすると言う畑の土を触らせていただきましたが、がちがちで、今年よく栽培できたものかと感心するくらいでした。ただ、肥料食いの菜種はそんな土地でも、肥料を使う慣行栽培では、良く育つそうですが、農薬肥料を使わない方法での収量は少なく、改良をすることにしたそうです。

 

※こちらががちがちの畑の土

 

※そして、こちらがその今年収穫をした畑

 

まだ日本では本当に作付が少ない無肥料栽培の菜種。なぜ、栽培しようと思ったのかその理由を尋ねたところ、研修先で菜種栽培について学んだ際、油が私達の身体にとって大切な栄養素であることを伝えたい、また、菜種栽培によって、土壌のセシウムを吸収し、とれた菜種には、その影響はおおむねない、と言う事も伝えたいと思ったから。との事でした。

 

当時震災直後だった為、そのことは、きっと大田さんにとって、自分が志す作物を選択するには十分なくらいの要因だったようでした。

 

今も大田さんの菜種油はすぐには入手できません。それは、絞ってからの質の変化を最小限にしたいという大田さんの意向で、注文をうけてから2から3週間かかって搾油をしてからようやく納品になるからです。

 

大田さんが就農わずかにして商品入手が難しくなっている理由、よくよく伺うと、大田さんが教わった無肥料栽培・自然栽培の指導者の方々のご紹介もある様でした。ともすると指導者さんがご自分のセミナー等で、直接販売もされるとか。そうして大田さんの菜種油は口コミで広がっている。。

 

さらに、うかがうと大田さんのところへは、関東圏からも「生産者さんのことを知りたい」とわざわざ訪れるお客様がいらっしゃるとの事。そんなお客様は、自分が食べる食についての関心の高い方ばかりの様でした。

 

そして、大田さんのもう一つのこだわりは、「美味しく食べてほしい」と言う事。

出来上がったお米や菜種油は、ご自分でも調理をし、調理方法を考えたりもしているとか。

「安心安全でも美味しくなければ」という強い想いを感じました。

 

本日約2時間にわたり、大田さんのお話しを伺いもっとも感じたこと。

それは「真に邪念なく、ご自分の想いを伝えようと、自然体で生きている」その迫力でした。

 

大田さんが菜種油を作ろうと決心された気持ち。いただいた油を、スイーツの形でお客様にお伝えできるよう、美味しく作る責任を感じた取材でした。

 

※こちらは、もうすぐ収穫の大田さんの田んぼのイネと背景には、やはり大田さんがきにいっているという浅間山がのぞいています

 

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