ぱー子です | 就労継続支援B型事業所スマイルラボのブログ

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最近まで入院してました。ぱー子です。

 

私はずっと健常者と障害者、手を差し伸べる側と差し伸べられる側には絶対の隔たりがあると思っています。

先日、色々とやらかした私は保護室(鍵つきの病室)に入る事になりました。

そこには檻があり、檻の外から看護士が「辛いよね、わかるよ」と声をかけてきたので、頭に血が上っていた私は「檻の外にいる奴が、檻の中にいる奴の気持ちなんざわかるかよ」と吐き捨ててしまいました。

人にはそれぞれ地獄があり、その苦痛や悲しみに安易に「わかるよ」と言うのが、私はどうしても好きになりません。

寧ろ、嫌いです。

私が、情緒不安定な私の相手をしている事業所のスタッフの気持ちがわかるでしょうか?

時事ネタになりますが、現在進行形で戦争をしているウクライナ人とロシア人の気持ちがわかるでしょうか?

経験していない以上、想像はできても理解をするのには限界があります。

閑話休題。私に辛辣な台詞を吐き捨てられた看護師は無言どころか不機嫌そうでした。

だけど、勝手に私の気持ちをわかった気にならないでほしいから、これはこれで仕方ないです。

私だって、日々働いて患者の相手をしているその看護師の気持ちも苦痛もわかりません。

 

障害者繋がりの話でもうひとつ。

私は、毎日毎日障害者である現実に疲れています。

最近、生活困窮者を支援している人の記事を読みました。

そこには、「生活困窮者であっても他人に手助けをすることで、それが自信に繋がり最終的に社会復帰に繋がる」というようなことが書かれてました。

ここだけ読むと美談ですけど、私からしたら全然美談ではありませんでした。

長年病人をやっていると、「何かあったら話を聞くよ」と言ってくる人達が沢山います。

厳しい言い方をすると、その人達は揃いも揃って経済的に余裕が無かったり、一度も彼女がいない人達です。

この人達は私の話を聞くことで、意識的なのか無意識的なのか自分の自信の無さを埋めようとしているのが見えて酷く不快です。

私があなたに話を聞いてもらってどうするんだ、何を解決できるんだ、誰も彼もがヒーロー願望を持っていて、私は「話を聞くよ」と言われるたびに、「ああ、またか」と落胆します。

端的に言うと、「何もできないどころかこちらを不快にさせるくせにおこがましい」。

幸い私は友達に恵まれているので、私の友達は「話を聞くよ」なんて言う前に電話をかけてきたりしてくれます。

口先だけの人と行動に移す人、どちらの存在がありがたいなんて言うまでもないです。

 

自信の無い健常者って図々しいですね。全員ではないですけど。

 

愚痴だらけの内容になりましたが、これが障害者の現実です。

見下されて、他人に手を借りるたびに「ありがとう」より「ごめんなさい」と言うことが増えて、入院経験があるだけでキ○○イと言われて(実際言われたことがあります)、そのくせ犯罪率は健常者の方が高いくせに障害者=全員人○しになると思われ(こういった意見を聞いたことがあります)、健常者の分際で痴漢してきて(私の体験談です。私よりこいつの方がおかしいと思う)、子供に接するように障害者も接されて(私は成人なのに)、もうこんな毎日にうんざりで、本当にうんざり。

 

 

ぱー子