日本の庭には丸くカットされた庭木が多く見られます。
庭木を整えることを、剪定(せんてい)する、と言うそうです。
あまり聞きなれない言葉、漢字も難しいですね。
その剪定された丸い庭木、私たちには普通の光景であり、珍しいことではないのですが・・
外国の方にとっては驚きのようです。
初めて日本に来た、外国のお友達と散歩をしていたところ、丸い庭木に遭遇しました。
それを見たお友達から、
「す、凄い!! 日本の木ってこういう風に生えてくるの?」 という質問が。
「違うよ、普通に生えてきて、職人さんが整えてくれるんだよ」と答えました。
すると、
「それにしても美しいね。まるで大いなる母が、天に向かって両手を広げて、
子供たちを受け入れようとしているみたい」
うーん、庭木でそこまでの想像力と表現力がはたらくことに私は驚きました。
感性が豊かなのですね。
同じ光景を見て、ここまで感じ方が違うとは。
日本の文化の素晴らしさに改めて気付かされた一幕でした。
つぶらら。
