いつもお世話になりありがとうございます。
インフルエンザがとても猛威を奮っています。
どうぞお気を付けいただくと共に、重症化を防ぐために、
ご家族を含め、しっかり予防接種をするようにしてください。
さて、当院では、3月中旬より、スーパーライザーによる
赤外線照射の治療を行なってきました。その治療成績を
少しまとめてみましたのでご報告します。
治療を体験されたお子さんの数 138人(男児 47人、女児 91人)
1クール 8回を終了された方 60人(男児 24人、女児 36人)
平均年齢 14.9歳(10〜20歳)
症状について、最高 10点、症状なしを0点で記載いただき、
(治療前の点数)ー(最良の点数)を改善度とし点数化しました。
改善度の平均は4.3点でした。
効果不良群(0〜3点) 平均年齢 15.8歳 24人
中間群 (4〜5点) 平均年齢 14.6歳 15人
効果良好群(6〜10点)平均年齢 13.8歳 21人
効果良好群は、21/60=35.0% 3.5割の方がとても効果あり。
効果良好群+中間群で、(21+15)/60=60.0%と6割の方が効果ありと感じていただけました。
これはとても嬉しい結果になりました。
しかし、逆に4割の方があまり効果を感じられなかったという結果でした。
実はスーパーライザーのメーカーの方も、以前から何故か効果を感じない方が一定数おられると
聞いていたのですが、逆にあまり効果を感じない人はどういう人なのかがとても大切だと思っています。
先ほどの表の通り、効果不良群は平均年齢が15.8歳であるのに対し、
効果良好群は平均年齢が13.8歳と、2歳の差があります。
効果良好群と不良群との間で、年齢(15歳未満と、15歳以上)で
統計学的な解析をした所、15歳未満の年少児の方が、効果が高いという事が明らかになりました。
高校生以上より、中学生以下の方の方が治療効果がより期待出来るという事になります。
そしてこれが重要な結果だと思っているのですが、
効果良好群と不良群との間で、過敏性腸症候群の合併の有無(腹痛、下痢、便秘など)で
統計学的な解析をした所、過敏性腸症候群の合併のある子の方が、効果が悪いという事が
明らかになりました。
現在、起立性調節障害に対し、腸内環境を整える事が治療に繋がるのでは?という考えで
新しい検査や治療法をまとめていて、近々、お知らせしようと思っています。
起立性調節障害の悪化因子や、新しい治療に繋がる画期的な内容と考えていて、
今まで血圧の薬や漢方薬の内服、水分摂取、スーパーライザーでも改善が無かった子の
治療が出来ればと、切に願っています。よろしくお願いします。