いつもお世話になりありがとうございます。

 

最近、起立性調節障害の患者さんの体調が軒並み

悪くなっています・・。GW明けは一般的に5月病で

体調を崩しやすくなるものですが、それとは別に、

突然真夏日になるなど急に気温が上がりました。

ずっと暑いわけではなく、日によって寒暖の差が大きく、

またそれに雨も混じっています。5月下旬から

症状が悪化したり、新しく起立性調節障害を発症する方が

増えています。先日は1日で、起立性調節障害の初診の方が

6人も来院されたほどです・・。

 

心機一転、新しい学校に入学したり、進級したりと折角

頑張ろうと思っていたのに、体調が優れず、遅刻や欠席がちになり、

友達付き合いや勉強で他の友達と遅れを取ってしまい、

不安や焦りも感じ、本当に辛いことだと思います・・。

 

一つ言えることは、急に暑くなってきて、体の水分はかなり

失われているということです。そのため今まで以上に飲水をしないと、

起立性調節障害の症状は悪くなっていきます。暑くなったのに

飲水量が増えていない患者さんは、やはり症状がしんどくなっている方が

多いです。これから熱中症の予防をするという意味でも、しっかり

飲水と塩分の摂取を心掛けてください。そしてそれでも体調が悪ければ

内服薬の調整も考えますので、予定より早めに受診いただいてください。

 

辛い症状がちょっとでも楽になれるよう、一緒に少しずつ頑張っていきましょう!