私にだって停滞期は来ますとも。

人間だもの。

今はもうダイエットしなくて済んでいるけど
昔、幾度か停滞期を乗り越えた経験がある。
それも、誰にも言えない突破法で。


誰にも言えないと言っておきながら
早速言うが、その突破法とは

「ジャンクフードを食べる」ことだ。

2週間体重が動かないと、
眠った身体に渇を入れる意味で、
ジャンクフードを食べるのだ。

すると身体はどうだろう。

今まで、
さっぱりしたもの、
優しい味付け
添加物のない身体に良いもの

そんな心地よい食材にすっかり慣れて
穏やかに過ごしていた細胞たちが、
一気にビックリ目覚めるのだ。

身体に悪い酸化した油や
化学調味料
腸を汚す小麦粉や砂糖、
そんなものが突如入ってきたことで、
それらを排除するために
細胞たちが慌てふためき動きだす。


まるで、
平和ボケして呑気に過ごしていた細胞村に、
突然起きたテロのようだ。


これは、
科学的根拠も全くない、
私の勝手な想像でしかないのだが、
これをすることで実際体重が動きだすのだ。


私はこれを
「ジャンクフードテロ」
と呼ぶことにした。




テロというからには痛みを伴う。

腹痛だ。

お腹の中でサイレンが鳴っているのだろう。
いつもなら厄介な痛みとしか思えないけど、
その時は、
身体が反応してくれてる喜びと、
テロを起こして申し訳ないという気持ちが
入り交じり、自分の身体が愛しくなる。

そして、何度も何度もトイレにいき、
ようやくおさまった時には、
それはまるで台風一過のように、
体内がスッキリと穏やかになり、
日常を取り戻した細胞たちは
以前よりも増してせっせと働きだすのだ。

もう一度いうが、
これは全く私の感覚だけで
科学的根拠も何もない。

私独自の危なすぎる突破法なのである。

けれど、
世の中には、
医学的にも科学的にも
説明出来ない不思議が沢山あることを思えば

これくらいの反応は
別に不思議でもなんでもないのだろう。



テレビなどであれがいい、
これがいいと紹介されるたび、
翌日スーパーの棚から
ごっそり商品がなくなることがあるが、

試してみるのは大いに結構だが
身体の反応は人様々で、
他人がいいと言っていたから、
Yoko さんが勧めるのならと、
そのまま信じ込むのではなく、
最終的には自分の身体に聞くしかない。

ジャンクフードテロは止めた方がいいよ
と言われても、実際に身体の調子も
良くなっているのだからしょうがない。
それはそれで良し、なのだ。


私は、私の身体に聞く。






でもね…

やっぱり、良い子は真似しちゃいけないよ。



Yoko 





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