2年以上も前になりますが、
私はフィットネスコンテストに
出場していた時期がありました。




フィットネスコンテストとは
健康的で格好いい身体を競う、
男女年齢別の大会です。

コンテストによって、
必要とされる筋肉量はちがっていて、
私が出場していた大会は
一番筋肉量が少ない
普通のおばさんでも頑張れば
出場できる初心者向けの大会でした。

ですが、
毎回大会に出場していた私は
一応、フィットネスアスリートとして
トレーニングを頑張っておりました。





その大会では
ゴリゴリに筋肉をつけると
逆にマイナスになるのです。

あくまでも
女性らしい脂肪感も
うっすら残しておかねばならず、
逆にその加減が
難しかったりするのですがね。



それでも圧倒的に筋肉がなかった私は、
筋肉量を増やす為に
増量することにしました。

「増量」というのは、単に太るのではなく
とにかく沢山食べて、
いっぱいトレーニングして
筋肉量を増やすことです

その期間のことを
「増量期」といいます。

何でもかんでも
食べていい訳ではなく、
筋肉の材料となる
たんぱく質中心のメニューです。

私も朝からササミを食べたり、
おやつの変わりにプロテイン飲んだりと、
ボディビルの人たちのような
ストイックな生活を送っていたのです。

けれど、
そこには大きな誤算がありました。

後にわかったのですが、
私の身体は
たんぱく質の分解・代謝が苦手な
遺伝子タイプ

たんぱく質を筋肉へと合成することが
ちょいと苦手な体質だったのです!


なので、
たんぱく質を沢山摂ったところで、
本来なら筋肉になるはずの
たんぱく質が代謝しきれず、
その余ったたんぱく質によって


ただ
太っただけ

になったのです。


あ~これ、
まさにもー
増量失敗です。



あの時、私は身体作りのド素人で、
自分の身体のこともよく知らぬまま
男性トレーナーに
全てお任せしていたのです。

男性トレーナーでも、
女性向けのボディメイクが
出来る方を選ぶ必要があります。

で、ないと
ボディビルダーが行うような
身体作りを進められます。

しっかり食事から摂っていれば、
プロテインやBCAA(アミノ酸の栄養ドリンク)
も必要ないんです。

もし、あの時
私が女性向けの身体作りや、
自分の遺伝子タイプについての
知識があったなら、

むやみやたらとたんぱく質を摂り、
ウエストを細く見せるために、
肩に筋肉をつけるトレーニングなんて
やりません。

女性らしい
しなやかなボディライン作りをし、
たんぱく質やアミノ酸の代謝を促す
ビタミンB6、B12も
欠かさず摂っていたでしょう。



その後、
ただの脂肪太りをしてしまった私は、
またまた自分の遺伝子タイプや
骨格を無視した減量法で、
ますますおかしな身体に
なっていったのでした。



長くなりますので、
「減量編」は後日書きます!


最後までお読みいただきありがとうございました。