乗り越える。 | 渋谷で働く23歳女子営業マンの仕事と恋のぼちぼち日記~笑う門に福来たれ~

乗り越える。

確実に変わった。


2年目になって。


忙しすぎて、こなせなくて、

つらすぎて、なにもかもいやになった時期が

終わった。


落ちすぎていたモチベーションが急にググンと上がった。


ここ2年間、苦労をもたらす土星がかに座の上にいたらしく、

それが7月末に去りますって、どの雑誌見ても書いてあったので、

期待してたら、ほんとだったのかも?!笑


いま、しごとがまた急速に楽しくなってきた。


後輩がたくさん入ってきて、面倒を見るようになったら、

自分の「今まで」を客観的に見られるようになったのも

大きい。


どんな愚痴も悩みも、「うんうん、私もそう思ってたな」って

なつかしく感じる。


いろんな質問に答えているうちに、

いつのまにか、他人に情報をアウトプットできるようになった自分に

気がつく。


「成長」は、知らないうちに、自分の中に訪れていた。


1時間に1度は吐き気を覚えながらも、

必死で努力したあの月、

くやしくて泣きながら、真昼間の渋谷を

早歩きしたあの日、

疲れすぎて手が震えて止まらなかった日、


「のどもと過ぎれば・・・・」-財産だ。


新卒が入社して5ヶ月目。

研修をのぞけば、配属になってからまだ3ヶ月。


辞めたいと。相談を受けた。


自分には営業があっていない。

楽しくない。

そう言う。


合っているとか、合っていないとか、

そんなことを言うべき時期じゃない。


楽しいことは、こつこつ積み重ねたものが

花開いたときに、わかること。

みんなが欲しがっているもの、

手に入れるのはそんなに簡単じゃない。


いま、辞めたら、うしろ向きな気持ちが残るだけ、

できなかった自分を残すだけ。


それは絶対に本人のためにならない。


懸命に考えて、

語りかけて、

想像して、

創造して。

結果を受け止めて。

また考える。

そんなことを繰り返すうちに、

認められる日が来る。

パートナーだと言ってもらえる。

「ありがとう」と心から言ってもらえる。


そういう喜びを、

一度でも感じてから

辞めて欲しい。


ひとつでいいから、

自分の「お仕事ストーリー」が

語れるようになってから、

辞めて欲しい。


確かに辞めるときは、

誰でも中途半端。

だって、ことはいつも動いているから。


それはしょうがない。


どんなちいさな山でもいい、ひとやま越えてみて、

違う景色を見てみて。


そこまでは、地道に登ってみよう。


やまを登ろうとしたが、あきらめてすぐ下りて来た人間を、

違う登山隊は、受け入れてくれるだろうか?


つらくなったら、第1段階。

成長の兆し。


頑張れ!!

一緒なんだから、大丈夫だよ。


遅れてでもいいから、登っておいで。