愛と幸福の現実創造説

上田さち です








【不安や心配や恐怖】
〜波動を切り替えるには〜




今この瞬間放っているエネルギーが
次なる今を構成しています




次なる今や明日は、
向こうからやってくるのではありませんし
あなたが向かっていっているのでもありません



自分自身の細胞の中心から誕生しているのです




細胞からエネルギーが放たれて、
さまざまな形(現実)となって生まれてきます



あなたは生みの親であり、現実は子供



現実は、
あなたの波動のままに生まれてきます



子供である現実は、
あなたを頼りにし
あなた無しでは誕生できない
ということになります



今この瞬間を
満ち足りた楽しいフィーリングにするだけで
次なる今は、
満ち足りた楽しい現実として生まれてきます




「波動を楽しいものにしなきゃ!」となって
不安や心配を感じないようにするのではなく
どうして不安な気持ちになったのか
不安を誘発した考えを見つけてください



まだ見ぬ次なる現実に対して、
思い通りではない形となって現れるのが、
不安になる気持ちを湧き出させたのだと気づけると、
その湧き出させた原因の考えと
一体化しないように無視するなり、
通り過ぎてゆくのを
第三者的に距離を置いて眺めてみてください



BGMのように聞き流すのもよし、
テレビのテロップの文字を
さらっと読むような感じでもよし、
なんしか
距離を少し置いて一体化しないようにする



「苦手だな」
「なんか嫌だな」というような人には
距離を置いたりするのに、
頭の中の考えに対しては
あまりにもくっ付き過ぎてきたのではないでしょうか



自分の頭の中に出てくるので仕方がないのですが、
不安や心配や恐怖といった気持ちや感情になる時、
必ずそれらを誘発した考えが存在しますから
見つけて距離をおいてみてください



不安や心配や恐怖は、
反応ですから考えがあってこそ湧き出てきます



その考えを、
あなたのものにしなければいいのです



とはいっても、
不安などに飲み込まれる時もあるかと思います



そんな時は、
荒業ですが
思いきりその感情を味わうのも、
波動がガラリと変わる気づき(考え)が
得られたりします





最近の私の波動について
参考になるかもしれないので綴ります




我が家の4兄弟の長男は、
2月に高校入試がありました



入試が近づくにつれ、
私は不安や心配に襲われて
食事も喉を通らないほど、
長男が受かるのかばかりに気を取られていました



入試当日は、
長男が心配で心配で、
家の中をぐるぐる歩いたり、
1日中肩で息をしていたくらいです



合否の郵送が届く前夜は、
不安や心配や恐怖が嵐のように襲ってきました



そんな状態で、
思い通りの現実が現れるはずがない
と分かっていたのにです



しかし、
合否が分かる当日、
不安などがピークに達した時に
「合格しなかったら?」
「だから何?」という考えが湧き出てきました



長男が合格してほしかったのは、
落ちて長男が悲しむのを避けたかったからでした





私の本当の願いは、
長男が幸せであってほしいということ





ここに行き着くと、
幸せに過ごすことがゴールですから、
もし落ちて他の高校に行くことになっても
長男がそこで最高に幸せでいれるなら
それが私の願い



すると、
もうお分りの人もいらっしゃると思いますが
心が満ち足りた状態になったので、
合否の封書を開ける時は、
「あっ、これ合格やわ」と
合格証を見る前に分かってしまいました



合格証を見た長男は、
嬉しそうに幸せな顔をしていました





↑この私のヒヤヒヤ現実創造は、
不安や心配や恐怖に飲み込まれたとしても
極限にまで達すると、
このような気づきの思考が
パッと出る場合もあるので、
「こんな感情になったらあかん」と
押さえつけなくても大丈夫だと伝われば幸いです



満ち足りた楽しい波動を放っていれば、
必ず満ち足りた楽しい現実が現れます



しかし、
嫌な感情が湧き出てきて
心がかき乱されても大丈夫



思いきり感じきるのもいいですし、
その感情を誘発した考えを見つけて
一体化しないように距離を置くのもいい



思い通りの現実が現れないからといって
あなたの素晴らしさは変わりません



現実は、波動がただ形になっただけ




望んでいない現実が現れたとしても、
自分が放ったエネルギーが、
自分の望んでいる形ではなかっただけ




満ち足りた楽しいフィーリングになるように
その感覚を掴んでくださいね










無条件の愛と祈りをこめて