テーブルセットを描いてみよう! | CAD・DTPの裏技&テクニック教えちゃいます♪

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インテリアデザイン事務所が運営するスクール、スタジオ・エム デザインアカデミーがVector Works・Photoshop・Illustratorの裏技やテクニックを紹介していくブログです!

毎月VectorWorksの機能を紹介していくこのコーナー!
今回は【テーブルセットを描いてみよう!】です☆

テーブルセットの簡単な作り方と、
ちょっと気の利いた図面にするための
プラス1操作を解説します!


これから、下記のテーブルセットを作成します。

まず、四角形ツールでテーブルを描きます。
ここでは、1000mm□としています。

次にイス。
直線ツールで水平方向に500mmの直線を描きます。
描いた直線を複製し、【Ctrl + D】
Y方向に500mm移動します。

移動した直線を、データパレットを使って
400mmに変更します。
この時、位置決め点は真ん中にしておきます。

後は、直線の端点と端点とを直線で結びましょう。

上図のようになりましたか?
このままでは、バラバラで扱いにくいので、
4本の直線を選択し、結合しておきましょう!
「加工」メニューの「線分を合成」です。

テーブルにイスをスナップを使って配置します。
更に、イスを100mmテーブルに引き込むため、
移動をさせます。



イスがテーブルの上に重なった人は、
イスを選択し、Ctrl + Bを実行しましょう。

他の3脚も作成をしていきます。
一から作成するのではなく、
先程作成したイスを「ミラー反転ツール」の
「ミラー反転複写モード」を使用して複製していきます。

ここでもイスがテーブルの上に重なるはずですので、
先程と同様、下にしておいてください。

これで一応完成です。
でもここからがワンポイント!

テーブルセットですので、
テーブルの下にイスが入り込んでいるのだなと
わかるかもしれませんが、
テーブルに引き込まれたイスの部分を
点線で表示すると、より親切な図面になります。

かと言って、
点線部分をトレースするのは面倒です。
なので。

イス4脚を選択し複製をとります。
ショートカットは 【Ctrl + D】

複製をとったものを
属性パレットで「面なし」「線種:点線」に変えます。

どうですか?
たったこれだけで親切な図面が
出来上がってしまうんです!

最後にこれらを、グループ又はシンボルにしておくと
バラバラにせずに移動等ができるので便利ですよ!

それでは、また次回お会いしましょう!

操作方法などわからないことは、
スタジオ・エム デザインアカデミーまでどうぞ!