以下はネタバレになるので

内容知らずに読みたい人はご注意。


私がFSSに惹かれるのは、デザイン抜きでストーリーで言うと、

キーワードのひとつが「古代の超文明」であるところ。

物語の時代の人類は、既に後退しているのです。

つまり、AD世紀(紀元前)の古代文明が人類と科学の頂点だった

というところに魅力を感じますねぇ。

古代の謎って昔から大好きなんです。

だから、

一番好きなキャラはAD世紀の超帝国皇帝ナインになりますね。

騎士(超人)とかダイバー(魔法使い)を遺伝子操作で作り出したとされる

ナインの存在に憧れますね。


しかーし、

最新刊では、作者の悪癖がひどくなって

後付け設定が激増 (´Д` )

なんかAD世紀の超帝国が人類のピークではなくて、

もっと古代になってそうな雰囲気。

つまり、

FSSには謎が多いんですけど、

超帝国の謎はズイブン明らかになってきました。

そうなってくると、作者って欲深いんでしょうね。

AD世紀より以前のモナーク期の方がもっとすげーぜ!

って匂いがプンプンしてきました (´・ω・`)

私的にはFSS最大の謎は、モナークセイクレッドなんですけど、

最初はアカシックレコードみたいなものだと思ってましたが、

どうも映画のマトリックスっぽい (^_^;)

ぉぃぉぃ、やっぱ陳腐。


銀河の中心にある、時間が支配しないスターバーストに、

どう考えても人工の建造物の中に

全人類の記録が管理されている表現がなされていました。

以前には、人類のすべての遺伝子配列にモナークセイクレッドの

存在が記されていると表現されていました。

ていうことは、

現在の星団の人類は、モナーク期の人類が構築した

バーチャル世界で生きているっつーことだよね?

んで、モナーク期の人類はどうせ絶滅したとの設定だろう。

だからこそ、AD世紀以前のカラミティ王であるログナーが

唯一の真の人類だっつーわけわからん設定になってるわけだ。

ログナーがモナーク期以降の唯一の人類の生き残りであり、

モナークセイクレッドの制御下に無い唯一の人間ってことだ。


なんだかなぁ、、、これが本当なら、、良くあるディストピア。

結局、庶民は気づくことなく大きな力で管理されている、

掌の上で踊らされているっていう話なんでうんざり。

どうしてみんなはこういうの大好きなんだろうね?

結局これが一番安心なのかな?


話を戻すと、

モナーク期のことは置いといて、

人類史上ピークであったテクノロジーなどを

ナインはその忘却を恐れてボォスという星に

こっそりと隠しておいたらしいんだけど

コイツがすごく気になる (´∀`)

ナインは超帝国のスーパーテクノロジーが後世で廃れていくことを望んでいたらしい。

んで、本当に廃れていったことに安心している。

でも、やっぱ隠してたんだってこと。

ナインのような超絶人間でも、やっぱ持ってる人間臭さってのが

魅力的なんだよなぁ。


あれ、まてよ?

ナインが言ってるスーパーテクノロジーの保存って

まさか詩女の記憶伝承システムのことじゃないだろうな?

詩女ってボォス星にしか生まれないって話だし、

ナインはフンフトをわざわざ超帝国の廃墟に連れ出したし・・・。

ハァ、やっぱ陳腐だわ (´д`)

(つづく)