多くの人がChatGPTを使うことで、
「凄い!」ことも、
「イマイチ!」のことも
色々分かってきましたね。
私が昨日書いた記事は、
「凄い!」の延長線上で、
「凄すぎて、困ることも!」って感じでした。
ところで、
多くの人が言っている「イマイチ!」には
次のようモノがあります。
1) (これを書いている時点では、)
ChatGPTが利用している情報は
2021年以前のものだけです。
例えば・・・、
「今の米国大統領は誰?」と聞くと、
「2023年については分からないが、
2021年はバイデンでした。」って感じです。(笑)
2) 情報の元ネタが分からない事。
お遊び目的であれば気になりませんが、
真面目な用途に使うのであれば、
ChatGPTの返事を鵜呑みにするのでなく、
その元ネタを確認したくなります。
しかし、今は、元ネタが分かりません。
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以上の不満点などを改善するものとして、
マイクロソフトの検索エンジン
”Bing”のAI版があります。
今はまだテスト中とのことで、
申し込んでしばらく待たないと使えません。
私が使い出して3日ほどですが、
確かに上の不満点は大幅に良くなりました。
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さて、
この”Bing”のAI版ですが、
英語で表現すると、
”AI-powered Bing”です。
この表現を、
「日常を英語の勉強の糧にする」
という視点から見てみます。
”AI-powered”に注目すると、
「複合形容詞」と呼ばれるものです。
(複数の語がハイフンで結び付いて
一つの形容詞となっている。)
この「複合形容詞」には、
色々な形のものが有ります。
名詞-名詞
名詞-形容詞
形容詞-名詞・・・などなど。
特に注意が必要なのは、
次のパターンです。
要注意パターン♯1)名詞-過去分詞
要注意パターン♯2)名詞-現在分詞
”AI-powered”はパターン♯1ですね。
このパターンでは、
名詞(AI)が動詞(power)の動作主です。
従って、
”Bing powered by AI”と同じ意味なのです。
(AIにより駆動されるBing)
パターン♯2の例を出しますね。
名詞(energy)が動詞(consume)の動作対象となることを確認して下さい。
”energy-consuming activity” (エネルギー消費活動)