商売としては正しいが、ゲームとしては正しくないと思った。 | ぐちゃぐちゃブログボード。

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自分が思った事や考えた事を淡々とコルクボードに張り付けるかの如く書いていくブログ。特別な意味はありませんが、何かしらの発見があったら幸いです。(旧:はっちゃけ!ゲーム日和)

今日の話題はこれ。今3DS「ファイアーエムブレム 覚醒」を楽しんでいるんですけど。あまりにも面白かったので(笑)、僕としては初挑戦となる有償DLC(ダウンロードコンテンツ)を遊んでみることにしました。


ファイアーエムブレム 覚醒
ファイアーエムブレム 覚醒

落としたDLCは「金と銀」。価格は300円。いつの間に通信で本作のキャラクターであるアンナさんが「お金が沢山手に入るマップよ!ゴールデンなウィークを過ごしてはいかがかしら」と洒落をきかせながら宣伝してましたね。


ゴールデンなウィークは終了しているので旬は過ぎている気がしたけど(笑)、お金を楽に増やしたかったので落としてみました。もうクリアして内容には満足。アンナさんのいう通りお金はがっぽり手に入りますし、新しいキャラクターのやり取りが見れて楽しかったので。


それと敵が一斉に逃げるのでほんの少し考える面白さもありましたからね。慣れたら完全に金稼ぎの作業になるけど(笑)。


で。内容には満足なんですよ。たけーよ!とか、ぼったくり!とか書くつもりはないです。ただ・・・このマップって「ゲームのお楽しみ要素」としてあるべきマップだったと思うんだよなあ。お金ががっぽり手に入るんですし。


例えば「ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2」ってゲームがあるんですよ。


アルティメットヒッツ ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2
アルティメットヒッツ ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2


このゲームはモンスターを育成するゲームなんですけど、レベル上げが面倒臭いんです。普通にレベル上げをしてたらとてもじゃないけどやってらんない。そこで出てくるのが”メタル系”というモンスター達なんです。


こいつらは風の速さで逃げる特性があるうえに出現率も低くて中々倒せないのですが、倒せた場合通常のモンスターを倒すより何倍も経験値が手に入るんです。

それが。そんなおいしいモンスターばかりが出てくる夢のようなエリアが今作にはあります。しかし、そんな夢のようなエリアに行くにはやはり大変です。


まず本編をクリアし、クリア後の隠し要素としてエキストラダンジョンが出現します。そこにいるボスを倒せばそのエリアにいくことが出来るという。


そんなチートエリアが最初から使えたらバランス崩壊ですけど、本編を既にクリアしたうえにエキストラダンジョンまでクリアしているんですから許されると思うんです。僕はこれを”お楽しみ要素”って思ってます。


話を戻します。そこでね。この「ファイアーエムブレム 覚醒」はどうかな?って思ってしまうんです。お金ががっぽり手に入るマップ・・・。それがお金を払えば簡単にプレイ出来てしまうってことに違和感を覚えちゃうんだよ。というか、お楽しみ要素にお金を払うのもどうかと思うし。


ゲームとしてはそれなりの労力を費やしてこそ”夢のようなマップ、要素”を楽しんだほうがグッと面白いと思うし、やりがいがあると思うんだよなあだからゲームって面白いのに。駆け引きって大切だと思う。


今作の「ファイアーエムブレム 覚醒」は育成要素が濃くなったシュミレーションRPG。だからお金ががっぽり手に入るのは勿論良いんだけど、クリア後の要素としてゲーム内に仕込んで欲しかったのが本音です。


じゃあこのDLCは悪いのか?と言われればそうまでは言いません。だってソフト本体の値段に加えてお金を払っているんだから、これくらいの見返りがないと逆に不満。アンナさん詐欺師!なんて言っちゃうよ(笑)。


他にちょっと似た例がある。僕の友人の一人にオンラインゲームを楽しんでいる奴がいるんだけど


「プレイは無料で課金しなくても問題なく遊べる。課金すれば育成が楽になる


と言っていた。最初は良い課金方法だな~なんて思ったけど、いざ今作のDLCをやると考えが変わってしまったね。否定はしないけど、僕のゲームに求める物とはちょっと違うかなって。


また「ファイアーエムブレム 覚醒」の他のDLCとして「新しい兵種(クラス)が使えるようになる」ってのもあるけど、これもちょっとな~って思ってしまった。新しい兵種を使ってみたいという気持ちが出てきたと同時に「卑怯かな・・・?」なんて考えた。


本作はすれ違い通信を通してバトルが出来るんだけど、その時にDLC専用兵種を使うのってどうかなと。いや、使わなければ良い話なんだけどさ・・・。


ゲームは出来るだけ平等に遊びたいのが僕の考え。完全に平等ってことは絶対に無理だけど。ポケモンなら努力値と個体値厳選してる奴が間違いなく強いし、マリオカートならコースを把握している奴がやっぱり強い。


だけどゲームを長く楽しんでいる人が有利じゃないのならそれはそれで不平等。だから、せめて同条件で楽しみたい。そこにDLC限定要素が入ると壁が出来ちゃうというか。


※追記。どうやらDLC専用兵種はすれ違いでは表示されないみたいです。ですがスキルは反映されるみたい。 


DLCを売る方法としては任天堂は間違ってないと思う。お金が楽に稼げるマップ、限定兵種が使えるというのは購入意欲になるし。どこでもやっていること。衣装だけ配信よりはお得感もある。


だけど。僕が任天堂のファンな理由として「ゲームを楽しくすることに努力を惜しまない」という所だ。確かに「ファイアーエムブレム覚醒」は面白いけどDLCでゲーム本来の楽しみ方を少し奪っている気がするんだよ。


ゲームのスペックが上がることは良いことだとずっと思っていたけど、ゲームの楽しさを阻害させる仕組みが出てくるくらいなら上がらないほうが良かったと少し思っちゃった。3D立体視の批判は良くみるけれど、ゲームの面白さを損なってはいないから僕は良いと思うんだけどなあ。これは好みが分かれるからどうしようもないけどね。


物語の完結はDLCで、お楽しみ要素はDLCで。スマブラ、新パルテナ、星のカービィのディレクター「桜井政博」さんは自身のコラムで


「最初から全部入れるなんて無理ですから」


とDLC批判でよくある「最初から入れろよ」という意見に対して反論していたけど、これらを見て本当にそう思うんだろうか。クリエイターとして物語が完結しない、お楽しみ要素は別料金って満足出来るものなんだろうか。


まあ、この人の作るゲームは全部入ってるので「全部入っているゲーム限定で」の話かも知れませんけど。


まとめると。人によってはコチラの仕様のほうが良い!という人もいると思います。効率良くゲームを進めていきたい人もいるでしょうし。だけど、個人的には何か違うなと思った。商売としては正しいけど、ゲームとしては正しくないかな?って。


最後に誤解のないように書いておきますが「ファイアーエムブレム 覚醒」自体はめちゃんこ面白いです。DLC購入したいと思うくらいですから、相当なものです。ただDLCには納得いかなかったという、今のゲームに順応出来ない残念な野郎の記事でしたということで。



ではまた。