小3になると母は仕事の時間を増やした。帰宅は午後7時。
ゆとり世代でない自分は、土曜も学校。
母も土曜も仕事。
帰ってくるのは午後5時ごろ。

とにかくお腹が空いた。
炊飯器にご飯があれば、自分でおじやなど作って食べた。

思えば家にお菓子は置いてなかった。
三時のおやつという、子供には昼ごはんから夕飯までの間に小腹が空くだろう、栄養補給の時間を母は用意していなかったし、自分もその存在を知らなかった。

なぜこんなにお腹が空くのか分からなかったが、家にあるもので料理を始めたのもこの頃。

ガスを使っても包丁を使っても何も言わない母だった。

いい意味で、捨て育て。