小さな街だが書店は多い。
有名国立大学をはじめ、東大合格率を誇るM学園、
都立1、2位を競うK高校、音大付属高校などもあるこの街、
アカデミックな雰囲気が漂っている、と言えなくもないだろう。
大学そばのM書店は、これらのニーズに応えるべく、
学術書から楽譜まで豊富な品揃えをしている。
久しぶりにM書店に行ってみた。
先日、ヴァイオリニストのお母様に多額の図書カードをいただいたせいもある。
自由に本を買えるって素晴らしいことだ。
混んでいても、書肆は静寂に包まれている。
やはり岩波や新潮文庫っていいね。
そういえば、しばらく会っていない姪は岩波書店に就職したらしい。
エディターになったのだろうか。
他界した山崎豊子の作品が並んでいる。
読んだことのあるもの、映像化されたものなど、
どの作品も記憶に鮮しい。
でも、欲しいのはこちらだ。
『優駿』でこの作家が好きになった。
乗り物には興味がある。
『怪しい駅懐かしい駅』『文学の中の鉄道』
この2冊はタイトルも魅力的、
読むゾ!!
路面電車の走る街に生まれたμ、
この雑誌も目を通したい。
まずは立ち読みと行こう!
M書店のベストセラーはこれらの本。
街の大学には法学部、経済学部、商学部があるのみ、
こんな本が売れる訳だ。
iPhoneの解説書が並ぶコーナー、
一冊買っとこうかな?(汗)
入り口近くにはたくさんの手帳が!!
師走ならではの景、
でも、もう手帳は必要なくなった。
心の中で、欲しいと思う自分がいることを嗤った。