今回入院したのは9月10日、そして退院が9月20日と、延べ11日間を病棟でお世話になっていました♪
ところが・・・・・・・・・・・・
脳神経外科病棟は連日満床状態のため、重症患者や緊急手術が入る度に、目まぐるしい程の部屋替えが行われるんです(;^_^A
最初の病室は470号(5人部屋)、手術前日には468B号(2人部屋)、手術が終わり戻った病室は472号(5人部屋)、そこで2晩を過ごすと今度は471号(5人部屋)にベッドに寝たまま移動となり…
9月17日には今度は小児病棟に移動となりました(^▽^;)
もちろん全員が病人ですから、引越し作業は全て看護士さんがして下さるのですが、気持ち的にはやっぱり落ち着かないですよねぇ~…
新しい病室に変わるたびに新参者になるワケで、「○○です、よろしくお願いします♪」とご挨拶。
それでも不思議な程、どの病室でも話し相手ができましたが( ´艸`)
☆春にアタシが受けたのと同じ首の手術を受けた方。
☆脳腫瘍のため、視力も減退、嗅覚も失い、血圧そして尿の出方にも異常をきたした50代の方。
☆脳に溜まった水を手術で取り除き、今は放射線治療で倦怠感・高熱と戦っている高3の女の子。
彼女は運動機能障害のため手足が麻痺し、おじいさま・おばあさまが毎食の食事の世話にいらしていました。それでもアタシが退院する数日前には彼女は懸命に歩こうとし、わずかの距離でしたが自力で歩ける程に回復し、アタシは自分のことのように嬉しく、思わず駆け寄ってお節介にも励ましの言葉をかけてしまいました♪
どんなに重い病気であっても、「絶対治すんだ!」という患者自らの思いが何よりの治療であることを実感した出来事でした。
ここはアタシの5部屋目となった小児病棟の病室です♪
一般病棟と異なり、ファンタジー系の明るい壁紙が使われていました。
本来は6人用の病室でしたが、アタシが移動した時は5歳の男の子、そして70代で肝臓を患っていらっしゃるご婦人と3人だけで使用することになっていました。
5歳の男の子はSくん♪
耳が不自由なのに加え、腸閉塞から腸捻転となり 、ちょうど3週間の絶食期間を過ごしていました…。
Sくんは5歳とまだまだ幼いので、日中はお母さんが付き添い、夜は小4のお姉ちゃんと夕食を済ませたお父さんが病室にいらして、お母さんと交代して病室に泊まっていらっしゃいました。朝になると家事を済ませたお母さんが交代し、お父さんは病室から会社に出勤するという毎日を送っていらっしゃるようです。
そんなご苦労を背負いながらも、Sくんの明るい笑顔がご家族にとっての大きな幸せだとおっしゃっていました♪
Sくんの腸は癒着がひどいため、開腹手術を避けるため絶食という保存療法で治療なさっていたようです。
そして以前回復が見込まれたため「おもゆ+スープ」で摂食を試みたそうなのですが、やはり腸が開通していなかったようで4食目にして全て吐き出したそうです…。
そして今回が2回目の絶食期間となっていました。
アタシの退院前日から再び摂食訓練となり、Sくんは満面の笑みでスプーンを手に取り、一口一口ゆっくりと味わっていたんです♪
内心心配だったアタシは自分の食事を摂りながら、チラチラとSくんに視線を向けていると、Sくんがとっても嬉しそうに『フフッ♪』と笑うんです♪
その可愛らしい笑顔につられるようにアタシも思わず笑顔になると、それに気づいたSくんはまたまた笑うんですね~^^
それに気づいたお母さんが「S、どうしたの?」と声をかけると、Sくんは
「お母さん、コーンスープ美味しいね~~」と本当に嬉しそうに言うんですよ♪
でもそのスープにはコーンの粒も入っていないし、極々薄味のスープらしいのです…。
それでも本当に美味しいと感激するSくんを見ていたら、胸がいっぱいになり不覚にも涙がこみ上げてきそうになりました…。
Sくんはお母さんの言いつけを素直に守り、おもゆであってもスープであっても、一口口に入れるたび何度も何度もかみ締めてはゆっくりと飲み込んでいます。
万が一今回の摂食訓練が残念な結果になった場合は、今度こそ開腹手術は避けられないそうです。
ただし以前からの癒着があるため、成長するまで何度か手術を繰り返さねばならないとのこと…。
Sくんの姿を見ているととても他人事とは思えず、Sくんとご両親のご苦労がどうかどうか報われ、Sくんご家族に心からの笑顔の日々が戻りますように祈っています☆
病院は、ある意味人生の縮図を目にする場でもあります。
今回大学病院での入院期間は、自らの甘さを思い知らされる場になりました。
アタシの病気なんていわば「風邪」みたいなもん…。
自分の病気で落ち込むよりも、懸命に病気と立ち向かっている全ての皆様にささやかながら激励のエールを送るとともに、心からの感謝を捧げたいと思っています♪
