さて、このレースのピーク

竜ヶ岳を越えたらあとは下り坂天国。

はじめは尾根伝いに笹原の間を颯爽と駆け抜けます。

しかしながら、ここを走っている間に

左脚の太もも辺りに痙攣の予感が・・・。

ピキピキと音がするような気がします。


本当は飛ばしたかったのでしたが

左脚をかばうようにしてスピードダウン

痛みは引くどころか

どんどん増していくような気がします。

そしてついに動けなくなるまでに

脚が痙攣してしまいました。


仕方がないのでその場で脚の痙攣が治るまで

うずくまります。

後ろからのランナーが心配そうに声をかけてくれます。

「大丈夫ですか?」

まあ、まだダメではないので

(どのレベルがダメなのかは経験したことがないのですが・・)

「大丈夫です。頑張ってください!」と

こたえます。


 本当は水分を充分に摂っていたら

こんな風にはならなかったかもしれません。

 あるいは、先週の北海道マラソンで同じところが

痙攣を起こしたのでまだそのダメージが残っていたからかもしれません。

 あるいは、睡眠時間が3時間とトレイルランの大会に参加するのに

充分なコンディションではなかったからかもしれません。

 また、あるいは・・。


いろいろ原因が浮かんできます。

その場でうずくまっていると後方からの

浦安ランナーズクラブの参加者

H刈さんにも声をかけられるようになります。

バッグから「塩熱飴」を取り出し

一個私にさしだしてくれました。

ありがとうございます。


痙攣の痛みが残っていたものの

何とか立ちあがり歩けるようになったのはそれから5分後のことでした。


しばらくゆっくりゆっくりと進んでいくと

急なつづら折りの下り坂にさしかかります。

ところどころ溶岩が突き出ているところがあり

到底下りやすいとは言い難い急な下りです。


でも、私にとってそんな坂は逆に大好物です。

ただし、普段の状態であれば・・。

溶岩を避けて脚を上げるたびに

太ももが悲鳴を上げます・・。

左側の太ももをかばうようにそっと下ります。

すると今度は右の太ももが悲鳴を上げるようになります。

今度はすぐに右足がピキっという音とともに

痙攣してしまいました。

痛みが引くまでまたまたうずくまります。


こんどはすぐに痛みは引くようになりました。

はじめはおそるおそる下ったのですが

どんどん脚から痛みが引いて行くのがわかります。

そして調子をあげてぴょんぴょん岩を下っていると

もうすぐ下りも終わるという地点でまたまた脚が痙攣してしまいました。

その場でうずくまろうかなと思ったのですが

何だか近くで水音がします。

とりあえず水音のするところまで脚を引きずりながら移動しました。


すろう らんなーのお気楽ランニング日誌。
岩の間から湧水がちょろちょろと流れています。

顔を洗い、痛めた部分を冷たい水で冷やします。

冷たい、気持ちいい!

ついでに恐ろしく喉が渇いたので恐る恐る

その水を口にします。

とっても澄み渡っておりおいしい!


その水は川となって下流の飲料用の

貯水池へつたっているような飲める水だと知ったのは

後のことでしたが、こんなにおいしい水はめったにありません!


その湧水の水たまりみたいなところでうずくまってると

今度は浦安ランナーズクラブの

富士登山競走で時間内でゴールされたあのY田さんが

追いついてきました。

しばらく私につきあってくださいましたが

私はもうちょっと休んでからといって

Y田さんには先に行っていただきました。


でも、ここの水を飲んでから以降脚が攣るということは

ありませんでした。

やっぱり、今回脚が攣った最大の原因は

脱水症状によるものだと思われます。


そうして復活!

もう傾斜は急ではなく走りやすいトレイルが

目の前に広がっています。

はじめは歩いて進んでいたのですが

そろそろとゆっくり走り

そして試しに全力で・・。


そのようにして進むと往きでの道を辿るルートと

重なるようになります。

その分岐点で係りの人を見つけた時は

本当に嬉しかった!!


すろう らんなーのお気楽ランニング日誌。
そして第6CP(22.4km)地点へ。

3:45:44 

第5チェックポイント通過から47:39後のことでした。


今度はすっからかんのハイドレーションに

500mLの水を入れさせていただき、

バナナも食べて、スポドリも補給。

ここまで半分ふらふらだったのがここで復活!!


残り12.5km。

後は往きの道を辿るだけ。

楽勝!!

と考えていました。

その考えがとっても甘かったのは第9チェックポイント過ぎのこと。

でもその時は本当にほっとしました!