一週間フレンズ。(1) (ガンガンコミックスJOKER)/スクウェア・エニックス
¥500
Amazon.co.jp
クラスの中に馴染めずに、いつも一人ぼっちの少女、藤宮香織。
長谷祐樹はそんな彼女に思い切って「友だちになってほしい」と告白する。
しかし彼女は「友だちにはなれない」と答える。
それでもあきらめない祐樹に香織はその理由を告白する。
「私は楽しい記憶だけ一週間でリセットされてしまうの」

葉月抹茶さんの「一週間フレンズ。」です^^

淡いタッチの絵を描かれる作者さんで、その雰囲気も加わって、楽しいだけの恋愛ものではありません。
記憶がなくなるという儚げな設定のせいもあって、どこか寂しさを漂わせています。
それでもめげることなく香織とともだちでいようと頑張る祐樹の姿は、読んでいる人を思わず応援させたくなるに違いありません。

全体の流れとして、これからいい方向に向いていくのだろうなぁと思うのですが、ところどころに入る祐樹のモノローグがどうもあまり良くない展開を暗示させていて、あまり悲しいお話になってほしくないなぁと私に余計な心配をさせます(^^;

記憶がなくなるというのが病気のためなのか、楽しい記憶だけなくなるというのはどういうわけなのか、その辺の説明は今後あるのかどうかはわかりませんが、あまり細かいところを気にしてしまうと楽しめないのかも知れないですね。

今後の展開が楽しみでもあり、心配でもあります><