人類は衰退しました のんびりした報告 (IKKI COMIX)/小学館
¥630
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タイトルだけは知っていましたが、実のところ原作のノベルもアニメも見たことのない作品でした。
マンガとしてはこの作品とは別のコミカライズ本があり、このマンガは設定を同じにしたちょっと原作本編とは違った作品になっているようです。
田中ロミオさん原作、見富拓哉さん作画による「人類は衰退しました のんびりした報告」です^^

人類がゆるやかな衰退を迎えて数世紀。
既に地球は次の新しい人類「妖精さん」のものになっていたりする時代のお話です。
とはいえバトルとかそういう激しいものではなくて、人類と妖精さんは上手に併存しているし、妖精さんは人間のことが大好きですし、ともかくゆるい世界観。
そう、世界観の雰囲気でいえば「ヨコハマ買い出し気候」「地球の放課後」的なのんびり感と黄昏的な雰囲気がそこにはあります。

そこでこのマンガはといいますと、その日常をちょっと面白く切り取った作品になっています。
特に事件も起きませんし、ただただその時代の日常を描いています^^
とにかく何とも心地良さを感じるスピンオフと言えるのかも知れません。
できることなら、単巻で終わるのは惜しい、もっと続けて欲しいマンガだと思いました^^