車載端末による運行管理情報をいかしたドライブ技術向上やルート編成など、その利用価値は日々進化しているようです。
これはただ単に運行の情報を記録するというより、それを活用したコスト削減、環境負荷低減、サービス水準の向上につながるというところから普及していると思われます。
昨日から富士通で販売開始された車載端末「モバイルトレーサー DTS-B1」にその一端が見られます。ニュースリリースはhttp://pr.fujitsu.com/jp/news/2009/11/5.html です。
エンジン回転数を基に速度や経路などの情報を取得、リアルタイムに無線通ぢんで事業所に送信するものです。取り付けの際の設定が簡単に行えるという特徴もあります。また、帰所してからメモリーカードからのサーバーへの登録作業も不要となるためドライバーの負担が少なくなります。
「富士通の「エコ&セーフティドライブ評価システム」とも連携し、1秒当たりの運行データを基に理想速度曲線を導き、実際に走った運行情報と比較するとエコ&セーフティドライブへの取組実態も可視化でき、燃費向上による燃料費削減、保険料や車両修繕費用の削減にもつながる。」ともしています。
このように技術は日々進化しています。
目的に向かい、叉、利用価値の拡大という面を突きつめることでより高度の技術ができることも分かります。
今日のキーワード
”技術の進化は理想を追うことから”
