ずいぶん、日の出も遅くなりました。放射冷却もあり朝は冷え込みます。
朝の裏山散策には適温です。ゆっくり歩けば、そう汗をかくこともありません。
今日は裏山散策路の入り口にある「コウヤボウキ」を撮ってみました。ボランティアの方々の説明も記されています。
地面をはっているように見えるコウヤボウキ
コウヤボウキは関東以西から四国、九州に生息、中国にも見られるそうです。一見、草のようですが落葉低木に分類されるそうです。明るい二次林、特にアカマツ林によく生えているようです。
二つの写真から少し違いが読み取れるのでないでしょうか?
こちらは葉が1枚ずつ互い違いに付いていました。
花のついていないところにも注目
1カ所に葉がたくさん付いているのが分かります。
一年目のところに花が咲き2年目は先に複数の葉
1年目の茎には葉が互生するが、2年目の茎には1年目の葉がついていた部分に数枚の葉が出るので大きく印象が異なるようです。花は1年目の茎につき、2年目の茎は秋に枯れるそうです。
花には淡紅色、花弁はリボン状でじっくりと見るとかわいい感じです。
「コウヤボウキ」の和名は高野山にはえており、それを高野山の僧が箒にしていたことに由来するといわれ、60~90cmくらいの大きさになるとも言います。
今朝、撮影したものは地面に這っている程度で、そう大きくはありませんでした。
何気なく歩く中にも、「おやっ!」と思うものはいくらでもあるようです。
今日のキーワード
”ちょっとしたことで観察する目を養うことも”






