ここにきて世界各地との物流量が減ってきているのが、実際に目に見えるようになってきました。
商船三井と川崎汽船が北米、欧州とのコンテナ航路の減便をするとのことです。荷動きが1~2割減っているのが原因のようです。
北米はクリスマス商戦が終わるあたりから冬場は荷動きが少なくなるのは通例ですが、今年は1ヶ月前倒しでの減便になるようです。日本や中国からの家電や日用品が減るようです。
物流量が少なくなるということは実体経済の確かな反映です。地産地消が進んでいるならともかく、現実には世界的に分業状態であるのは変わりありません。消費マインドが落ち込む、モノが動かない、さらに景気が後退する、この構造なのでしょう。
各企業にとっても難しい舵取りが要請されます。
今日のキーワード
”金融問題は実体経済問題として考える”