米国の商品取引所で小麦相場が1月末から11営業日連続で値幅制限の上限へ値上がりする「ストップ高」が続き「狂乱相場と関係者を驚かせたようです。
主役となっているのがファンドマネー。株式市場の低迷で行き場のなくなったマネーが「いくら高くても日本が買う」との噂も飛び交い小麦などの値上がりの見込める商品相場に資金流入しての値上がりのようです。
原油高から発したバイオ燃料、トウモロコシがまずこの原料に当てられ、その結果、小麦や大豆などの作付けが大幅に減少、そして穀物相場高騰へと連鎖が続いているようです。
世界の食糧問題、環境問題、マネー問題、目の離せない問題となっているようです。
今日のキーワード
“世界規模であらゆる現象が連鎖する”