1ページ広告“とうもろこし” | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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 今日の農林水産省の1ページ全面広告。

 1列だけ粒を残したとうもろこしの写真、何陣の人が注目し、何を感じたでしょうか?文面を見た人は何人いるのでしょうか?さらにポイントの落ちた下の方の記事まで読み進んだ人は何人?

 広告効果論を語るつもりはありませんが、税金を使った全面広告です。何を考えどう行く目的で何をしたいのか、それを受け止める人がどれだけいるのか、このあたりまでははっきりと計画に盛り込まれていると思いたいものです。

 キャッチコピーに「未来の食のために、今、できることがあります。」とあります。

 そして説明文では世界人口の増加、バイオ燃料原料などの農産物の新たな需要、価格高騰、各国の輸出規制、そして6割を輸入に頼っている日本への警鐘、そして日本で生産された食材を食べることで日本の農業生産が活発になる、そんなシナリオが読み取れます。

 多分、この広告これからも続くのでしょう。「食べることで自立する、日本の食。Vol.1

と表記し「食料の未来を描く戦略会議」への意見募集を小さな字で書いています。

 さて、このトウモロコシの写真、何を意味するのでしょう?

今日のキーワード

“日本の食で世界を考える”