職場にはあれば便利、しかし全く利用されていないものが意外に多くあるようです。
外部から初めて訪れた人が見学の時に「おや何だろう」と目がいくくらいの注目されるところに何かの取っ手があります。
「これは何ですか?」と質問された案内担当者曰く、「えっ、何でしょう?初めて見ました。調べてみます。」
別場所でも「何故、この入り口があるのですか?」→「さあ、何にも使っていないのですが・・・・。」
こんな感じで職場の方が全く気にしなくなったものが数多くあります。外部から見れば小さな疑問として出てきます。職場の方々にとっては小さな疑問でも何でもなく全く気にすることがなくなりすっかり風景にとけ込んでしまった一つの点でしかないようです。
最初に考えたり設置した時には何らかの思いがあったのでしょうが、時を経るに従って意味のないものや他のやり方の方がやり勝手がよくなったのでしょう。
これらのものをどんな目的でどう使うのかが伝承されなかったのかもしれません。元々の目的が無意味なものであったかのかも分かりません。
不要なものは処分する、再生させるなら再生させるといったように定期的な職場巡回点検を行うこと、職場配置図、点検図などを常備しておくことなど、小さな疑問に答えられるような職場についての共有化を全員でしておきたいものです。
今日のキーワード
“職場の隅々まで気を配る”