桜盛りの季節が来ました。そして土の中の虫の目も覚ますという「春雷」が各地で鳴り響いたようです。
事象から先を読む。
いつも心掛けている“つもり”が一瞬にして崩れ去りました。
昨夜(3月31日夜)、雨が降り出した、風が強くなり始めた。このあたりで予測することも可能であったのかもしれません。
さらに遠くで稲妻の閃光が見られました。そして雷鳴が聞こえます。ここでははっきりと意識しなければならなかったのでしょう。
閃光を見てから雷鳴が聞こえるまでには間があいています。まだ遠くであることはわかります。これで油断をしてしまったのでしょう。
次の閃光とともに部屋中真っ暗闇です。
ノートパソコンを手に抱え液晶画面の灯りを頼りに懐中電灯を探し歩く羽目になりました。暗闇は続きます。
その間、20分~30分、なんと長く感じられたことでしょう。 やっと明るさが戻ってきました。
ノートパソコンはバッテリーがありますので大丈夫ですが、デスクトップの作業中データがすべてアウト、あの時、閃いて記したものを思い起こし再構築するのに一苦労でした。
停電は雷の遠い、近いで判断してはいけなかったのです。何が起こるかは数多く経験もしています。事象を甘く見てしまったのが失敗の引き金でした。
職場でも事象を的確にとらえ先を読み対処することの必要性を言いながら全く隙を見せてしまった夜でした。
今日のキーワード
“小さな事象からも深く読み取り先に備える”