『痛みに効果があるのは「マインドフルネス」』

以下は崎谷博征先生のFacebookより引用です。
ヨガの呼吸が一般の治療より腰の機能的改善が高かったそうです。




私たち99%の人間は起こっていること、これから起こることの意味を考える時間や余裕すらなく、ただ毎日を慌ただしく、津波に流されるようにして過ごし、気づくとただ老化しているだけです。

少し立ち止まって、意識を自分の中に深く向けていくと、この現代社会の日常生活がいかに空虚なものかが分かりますよね。

その意識を内に内に深く向けていく作業を「マインドフルネス」とよびます。

瞑想、ヨガをすることなどはその方法のひとつです。

このような意識を自分の内に向けることが、腰痛などの疼痛にも有効であることが報告されました。

対象は腰痛のある成人342人(20~70歳)。

瞑想、ヨガによる「マインドフルネス」を週2時間、8週にわたって行ってもらっています。

26週経過の時点で、腰の機能的な改善は「マインドフルネス」群で61%、通常の治療(痛み止め、理学療法)で44%。

痛みの改善では、「マインドフルネス」群で44%、通常の治療(痛み止め、理学療法)で27%だったといいます。

「マインドフルネス」によるこの改善は52週間の時点でも継続していたようです。

痛みには腰痛のような身体痛みとこころの痛みがあります。
「マインドフルネス」はこの両方の痛みに効果があるということですね。
(心身の痛みはつながっている!(^^)!)

慌ただしいときこそ、ちょっと立ち止まって「マインドフルネス」を思い出すようにしたいものですね(*^_^*)。