【order】
keyholder---SV925
8年ほど前の出来事でした。
以前通っていた地元のJAZZ BARのマスターから急に電話がかかってきて、今、お店でお客様が弓道部のOB会で77歳の方々に古希の記念品を贈呈するのに何か記念になるものを探しているらしく、マスターが私を思い出してくださり、今、これる？、と。
遅い時間だったのですが、お店に駆けつけ、お客様と直に話し、オーダーを頂いたことがありました。
それが、こちらのキーホルダーで、jazz barが繋いだ縁だし、紳士的でカッコいいデザインにしようと決め、《hat man》が誕生しました。
裏には、お名前、歳を刻印。
それから、ほぼ毎年、この時期になると、紳士から依頼の手紙がきます。
始めは77歳限定だったのですが、お仲間からのご要望で喜寿、米寿も頼まれるようになりました。
そうすると、77歳だった方が、80歳になると、また同じデザインになるのもアレだから、と、次にこちらの矢のデザインに。
そして今年は矢のデザインをちょっと変えて、とのご要望に応え、矢の位置に動きを出して、オニキスの珠を入れてみたのが、一枚目の画像です。
お名前を刻印していると、あっ、数年前にも刻印したお名前！、お元気でいるのか、と、お会いしたことない相手に親近感持ったり。
この紳士との毎年のやり取りが、今年も元気に生きてる証、としてのイベントになっていることが、なんだか嬉しいのです。
コロナ禍のため、OB会の集まりはないそうですが、皆様が元気でいたお祝いとしてキーホルダーを手にしてくだされば、との思いで制作しています。
ちなみに、繋げてくれたマスターは8年前の直後にお店を譲りどこかで暮らしている。心のなかで感謝の気持ちを送ります🙏✨
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