羽毛ふとんが苦手な人は『手づくり綿わた掛ふとん』 | ウメナ寝具の快眠BLOG

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静岡県三島市の「睡眠と寝具のお悩み相談室ウメナ寝具本店」の【店長(睡眠健康指導士・sleepdesigner)】が書くブログです。睡眠の話、睡眠に絡めた寝具(布団)の話、お店の情報などを載せています。

冬用の掛ふとんと言えば「羽毛ふとん」と言っても可笑しくない時代ではありますが、中には羽毛ふとんが苦手、使えない、嫌いという人もいます。


その具体的な理由としては

●羽毛ふとんは重さを感じないから

●羽毛に対するアレルギーを持っているので

●羽毛ふとんは夜中に体からズレるから

などです。


ちなみに3つ目の理由、体からズレてしまうのは、日本で販売される羽毛ふとんの特性が関係します。


日本の羽毛ふとんは中身の吹き出しがNGなので非常に通気性の悪い側生地を使う必要があるのです。例え綿100%の側生地を使ってもムレやすいので、発汗量の多い方だと羽毛ふとんを蹴飛ばして、体からズレてしまうのです。子供や男性に多いですよね。参考までに、羽毛ふとんの本場であるヨーロッパでは吹き出しが当たり前なんですよ。


さて、話を本題に戻しますが、そんな羽毛ふとんが嫌いな方にオススメの冬用掛ふとんが日本伝統の手づくり綿ふとんです。


『手づくり綿わた掛ふとん』








羽毛と同じ自然素材の「綿(コットン)」を中身に使った掛ふとん。当店職人の手づくり品です。


当店が新品として常時販売している綿わた掛ふとんはミックスわたです。吸湿性を保ちつつ、保温力を出すためにふっくらさせたい。そのバランスを考えて綿70%、ポリエステル30%のわたを使っています。もちろん、このミックスわたなら打ち直しが可能です。


サイズも羽毛ふとんと同じSLサイズ(150×210cm)に合わせてあります。このサイズならカバー選びにも困りません。


そして昔ながらの鏡仕立てや額仕立てではなく「毛抜き仕立て」を行っています。これによってふとんの4隅にカバーのヒモを結べるループも付ける事が出来ます。




下の写真の左側、当店の冬用の羽毛ふとん(SLサイズ・ダックダウン90%・1.3kg)と比較しても膨らみ方に遜色はありません。ただし、動物性素材である羽毛の方が暖かく感じるとは思いますよ。




それから、中わたの綿わたの量が約3.3kgと羽毛ふとんの倍以上の重さになってしまいます。重さが欲しい方には丁度イイかもしれませんが、この重さをどう感じるかは実際に試し掛けをして判断してほしいですね。


お値段は税込19,800円です。表生地に使っているのは上質綿サテンになります。


表生地を通常の綿サテンにすれば税込17,800円、裏地と同じ綿の平織りにすれば税込16,800円です。


綿サテンの種類はこちらです。




サイズオーダーも出来ますし、わた量を変えて膨らみを変える事も出来ますよ。お仕立て期間は約1週間です。


掛ふとんなので5年ほど使ったら打ち直しを行いましょう。

●当店の手づくり綿ふとんのお手入れに関してはこちら
当店Webサイト ⇒お手入れページ
『手づくり綿ふとん』


※この記事を書いて、いざ公開しようと思ったタイミングで掲載した品が売れてしまいました。購入の理由もこの記事で書いた通り。神奈川県で一人暮らしする息子さんに「重い掛布団が欲しい」と言われたそうです(笑) 今から在庫品を急ぎで仕立てますので!


by sleepdesigner:圭(睡眠健康指導士・ダウンプロフェッサー)


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