度々述べていた事の繰り返しを書く事となりすいません。
或る実車が様々な車種からなる改造によってうまれた車輌のプラ量産品の種類が少ないと嘆いている様に感じた記事を拝見しました(もっとも読んでいくと金属キットを組んで再現したいとの事でしたから、そうした考えだけでは無いとは思いましたが)。
何度も書いていますが自分の鉄道模型に関するスタンスからすると気軽に「製品化されていない★♡が欲しい」とする考え方は余り好きではありません、勿論自分もそういう事を思わない訳じゃないですし、欲しい車輌が完成品で出れば嬉しいですし購入しますよ。ただ、自分も市販されていなくて欲しい車輌は在りますが完成品が無ければキットを組むなり改造・加工して作れば良い、下手でもそれは愛着のある車輌となるだろう、と考えます。実際には怠け者で不器用、かつ形にするアイデアが浮かばなくて仕掛品となってばかりですが、折に触れて手を付け、いつかは完成へと思うのも良いと思っています。そういう自分の在り方に対し、多分その希望を訴える文章から趣味への安易さが感じられてしまうからそう思ってしまうんでしょう。
昔は日本人は車輌を作って楽しむ、欧米人は完成品を買って走らせて楽しむなんて言われていましたが、現代にあって欧米化が進んだのか？といえば微妙な気がします。確かにレンタルレイアウトが走らせるという面でそうは言えるのでしょうけれど、希望要求の細かさを見るとむしろ車輌を作って楽しむ考え方・方法が劣化しただけの様に感じてしまいます。
拘りも大事だとは思いますが、その拘りを通す方法がメーカーへの希望要求ではあまりに寂しい・残念な感じです。細部のちょっとした違い位、自分で何とかしたら？と思いますし、メーカーに希望するなら価格が跳ね上がっても構わないと思っているのかな？それはそれで「高過ぎだ」と文句を言うんじゃないか？と思います。
そうそう個人の都合に良い様メーカーが動く訳はありません。メーカーも慈善事業を行っている訳ではありませんから細部までちゃんと表現した広く人気が有る訳でもない特定車輌をリーズナブルな価格で出せる訳はありません。
そんな車輌を出すとしたらそれひとつだけの物としても全国的に知名度と人気ぐある物とかKATOの急行列車シリーズみたいに従来から市販されている車輌(車番は専用ですが)と抱き合わせで制作費を下げる様なやり方しかないでしょう。
自分は近年の●△編成は♡★が改造されて……という事は全く分からないのですが、そこまでやっている(のかな？)TOMIX/トミーテックは或る意味良くやっているな、と感心します。けれど価格も明らかに跳ね上がっていて、新製品発表ごとにブログ等で値段の上昇に関して一言書かれていたりするのはお馴染みになってしまった様に見受けられます。
一方、KATOの方法も目玉車輌はオークションでバラされ単品で高値取引されるのが良く見受けられますが、需要と供給が有るならば問題無いという意見も一理は有りますが、決してこういうのが健全な趣味の在り方だとは自分にはとても思えません。
自分も欲しい物に対しての希望というのが解らない訳ではありませんし、書いている本人も大多数はちょっとした思いを書いて同じ様に思う人と共感を得たい、位で書いているのでしょうし、自分だって欲しい物が出てくれるに越した事はありませんけれど、何か受動的というか他力本願さというのが読んでいて感じられるのは「どうなのかなぁ～？」と感じてしまいます。それでついつい反応し、こういう事を書いてしまう訳でして……。
こう書いてきて自分の趣味に対する押し付けになっているな、とも思うのですが押し付けしたい、とは思わないです。ただ、どうだろう？とちょっと考えるきっかけになってもらえたらなぁ、位で自分の考えを書いたのですが、何だか何を言いたいのか？支離滅裂になって来た様なので、一先ずはここまでで改めて整理して考えてみたいと思います。
ただ、個人的にはやはり趣味だから技術が伴わなくとも自分の手でもいろいろやってみたい、やって押し付けみよう、とのブログ記事を読んだ方が「凄いなぁこの人」と思い、読んで楽しく、自分も頑張ろうという気になります。希望は希望だけど自分でもやってみる、そんな感じであって欲しいとは願います。
一押しいただけますと幸いです。
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