ZはNに代わって主役となり得るか?へのメッセージ | 適当気儘に鉄道模型

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主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

    ちょっと長いお題となりましたけど以前書いたZはNに代わって主役となり得るか?では自分の適当な意見に対しまして真摯なコメントをいただきました(ありがとうございます、嬉しいです)がそれ以外にも長くなると言う事でメッセージをいたただきましたが素晴らしい内容で他の方にも見ていただきたいと許可をお願いしたら要点をまとめる程度でしたらと言う事で許可をいただきましたので一部抜粋して記したいと思います。


    『まず結論から言うと「今のままだと」ZゲージはNに勝つどころか存続する事自体が危ういのではないかと感じています。具体的な根拠として六半以外のメーカーがここ2,3年大きな動きを見せていない事、都心部の量販店でも新製品の扱いがそれほど増えていない事、地方のショップで投げ売りが始まっている事、そしてここが重大だと思うのですが新規ユーザーの開拓が思ったより進んでいない様に見える事です。


    そして個人的な印象で感想を書かせてもらうと今のZゲージの最大の弱点は「ただの小さなNゲージにしか見えないコンセプト」にあると思います。


   (メルクリンとの比較で)和製Zゲージもこういうのかと思っていた(いただいたメッセージではメルクリンの凄さを書いておられます)のですが、後に入手したクラウン、天賞堂、六半の基本セットを見るとどれもが「小さいだけのTOMIX基本セット」の域を脱しておらずミニクラブの様なときめきを感じさせてくれなかったのです。


    過去Oゲージが16番に取って代わられた時、16番がNゲージに逆転された時というのは単にモデルが小さくなったというだけではなくそれ以上の技術的革新が同時に起きている事が大きく作用していると思うからです。

    前者では手元で前進後進の切り返しができなかった交流3線式から、極性の切り替えでコントロールが容易になった直流2線式への転換、後者では真鍮によるセミハンドメイドからプラによる量産体制への変化が大きかったと思います。あと、Nゲージに関して言えばトミーという「いい意味でのおもちゃ屋さん」がいた事でメルクリンに近いシステムとしての鉄道模型の普及の必要性をいち早く理解していたメーカーがあったのも大きいと思います。


    つまりただ小さいだけでは単にキワモノ扱いで終わってしまう可能性が非常に高いのです。』


    以上がいただいたメッセージを要約したものですが要約が意図していたものと変わっていたら自分に非が有ります。もしメッセージいただいた方からご連絡いただけましたら今回の記事は削除しますので読まれた方もご了承お願いします。

    メッセージをいたただきましてから改めて量販店でZゲージがどのくらい有るかさらっと見たのですが全く無かった様だった(探しきれなかっただけかもしれませんので)のにはいただいたメッセージ通りだった事が改めて裏付けられ、その事実に驚きました。また、確かに日本型Zゲージには登場してから今に至るまで既存のゲージを打ち破る様な新しい斬新な企画・技術的革新というものは無かった様に思われます。改めていたただきましたメッセージの鋭い指摘に納得する自分がありました。やはりZゲージが主流となる将来は見出だせない様に思われます。



    


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