いよいよ気温も完全に春といった感じになってきて、この日に至っては最高気温が25度の夏日。

半袖でも良いくらいの気候は釣り人を水辺へと駆り立てます。





外泊漁港


堤防手前側の表層を小魚が泳いでいたので投網を打ってみました。




入ったのは小サバとキビナゴ。


これ以降は全然入らなくなってしまいました。





前回タカベが釣れた先端付近に行ってみると、まだいました。


トリックサビキにアミエビをつけてスタート。

 

 

 




するとすぐに釣れます。


25cmほどのものも混じり、前回より型が良いです。


しばらく釣っているとブリが小魚を追い回すようになり、餌を食べていたタカベが散ってしまったので、中泊に行くことにしました。

 

 

 

 




中泊漁港


内側で相変わらずグレとイスズミが群れていたので、今日こそイスズミを釣るぞ!と意気込んで開始。

 

アミエビに群がり出すとアミエビでしか釣れなくなるので、今回は大きいオキアミだけを撒くことにしました。

 

 

すると手前のほうから出てきました。

 

撒き餌のオキアミに忍び込ませるように餌を垂らすと、

 

掛かった!

 

 

 

 

クロメジナ(尾長グレ)です。

 

そういえば今まではメジナが釣れても区別せずに1種として扱ってましたが、メジナって3種類いるんですもんね。

 

よってクロメジナ、初釣獲です!

 

 

 

エラブタのフチがきっちり黒くなってます。これがクロメジナの特徴ですね。

 

 

 

 

 

こちらは友達が釣ったヒブダイとオトメベラ。いつものメンツです。

 

 

 

 

その後も続けますが、群れの中にイスズミが見えているのに、口を使ってくるのはメジナばっかりです。

 

キタマクラやオヤビッチャもいるんですが、こちらのほうが餌に対してシビアであまり積極的に食いついてこないという逆転現象が起こっていたので、メジナを釣るのは比較的簡単でした。

 

今回はメジナ(口太グレ)とクロメジナ(尾長グレ)半々くらいの割合で釣れました。

 

メジナは定着性が強く、クロメジナは回遊性が強いと聞いていたので、そもそも別の群れを作ると考えていたんですが、そういうわけでもないんですね。

 

 

イスズミも1回掛けたんですが、こういう時に限って水面でバラすんですよね。

 

段々と時間が経つにつれてメジナも渋くなってきたので、移動することにしました。

 

 

 

 

 

 

 

帰る途中、堤防の付け根のほうで青い魚が大量にいたので、ちょっとアミエビを撒いてみることにしました。

 

 

すると、この魚がアミエビに反応し出したので、釣ってみることに。

 

 

 

トリックサビキにアミエビをたっぷりとつけて投入。

 

すぐさま寄って来る凄まじい数と食いっぷり。

 

あっという間に掛かりました。

 

 

 

 

これは…

 

 

ギンイソイワシですね。初めて釣りました。

 

これで新魚種2種目獲得です。

 

 

 

 

次は近くの内泊漁港に行くことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは初めて釣る漁港です。

 

中泊と比べると更に内湾にあり、あまり潮通しが良いとは言えないですが、人が少なくのんびりと釣りが出来そうです(ここ高ポイントです。)

 

 

 

 

先端に行ってアミエビを撒くと、このタカベの群れです。

 

しかも外泊のものよりも全然スレていません。

 

アミエビが投下されるのをずっと待ち構えていて、着水した瞬間にわらわらと群がってきます。

 

釣っても釣っても沖から群れが追加されて数が減りません。

 

美味しい魚大量ゲット!と調子に乗って釣りまくっていたら、入れ食いすぎて25匹くらいで飽きてきたので、違う釣りをすることにしました。

 

 

 

足元を目を凝らして見てみると、なんだか羽を広げたクジャクのようなやつがいます。

 

 

これってミノカサゴじゃないかな?と思ったものの、餌がアミエビしかなかったので、手前で小魚を釣って餌にすることに。

 

クロホシイシモチが例によって何匹か釣れたので、これを餌にすると、見事に追い回してます。

 

…が、超スロースピードで追い回すので、イシモチのスピードに全然追いつけません。

 

イシモチも食べられたくないがために、必死でミノカサゴから逃げ惑います。

 

仕掛けを操ってなかば強引に口元に持って行くと、バグ!っと食べました。

 

ここでフッキング!しかし水面で針はずれ。

 

ゆったりと潜って行こうとするミノカサゴの口元に再度イシモチを投下すると、またバク!

 

フッキングするとまた針はずれ。

 

そんなことを4回くらい繰り返した後に、少し長めに食い込むのを待って、今までより強めのガッツリフッキング!

 

の後に丁寧に網で掬ったら

 

 

迫力満点、40cm弱のハナミノカサゴでした。

 

どれだけ貪欲なんだろう。

 

食いつくところが見られる、非常に面白い釣りですね!

 

 

 

 

その後は、浅場で何匹かヒラスズキが泳いでいたのが見えたので、それを狙ってみることにしました。

 

ルアーを持っていなかったので、餌はさっきのクロホシイシモチです。

 

浮きとオモリと針だけの仕掛けにクロホシイシモチをつけて、15m先くらいにポイっと投げておき、ハナミノカサゴがもっといないか探しに行きました。

 

 

 

何匹かは見つけたのですが、あまり餌に対してアグレッシブな個体がいなくて、目の前に垂らしても、

 

 

先にカサゴやアカハタが掛かってしまいます。

 

しかしイシモチの泳がせってこんなに釣れるんですね。

 

 

 

 

しばらく根魚と遊んでいると遠くのほうから、

 

ジーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

緩めていたドラグの音が聞こえてきたので、急いで戻って竿を手に取るとずっしりと重い。

 

エラを洗わせないように慎重に手前まで寄せてきて網で掬うと、

 

 

 

60cm超のヒラスズキでした。

 

このくらいの大きさのスズキを釣ったのは初めてでした。

 

体高もあって重さもあるので迫力満点ですね。

 

しかも綺麗なところで取れているので美味しそうです。

 

 

 

 

 

これだけ色んなものが思ったように釣れる釣行というのも珍しいですね。

 

ようやく海も春めいて来ていますね。

 

イスズミが釣れてくれればよかったですが、贅沢は言ってられません。

 

またの楽しみに取っておきましょう。

 

 

 

 

今回は表層をウスバハギが泳いでいるのをよく見かけました。

 

餌を取るのが上手くて中々釣れないんですよね。この魚。

 

今度はこれを釣ってみたいです。

 

 

 

 

 

今回釣れた魚

タカベ

アカササノハベラ

クロホシイシモチ

キタマクラ

メジナ

クロメジナ

オトメベラ

ギンイソイワシ

カサゴ

ヒブダイ

ハナミノカサゴ

ヒラスズキ

アカハタ

 

13目釣りでした