1972年、アメリカ・ミズーリ州。チャールズ・シンプソン(農業)は、腰まで隠れるミリタリー服に長髪の黒髪姿で車から降り、2人の警官に向かってM1カービン銃で発砲、警官達はその場に倒れた。とどめをさしに、シンプソンは彼らに近付き、命乞いをする警官にさらに発砲。これにより2人の警官は死亡した。驚愕した通行人達はパニックとなり、車が玉突き事故を起こした。シンプソンはさらに近くの銀行に入り込み、壁に銃を発砲、2人の簿記係が跳弾で負傷した。次に保安官事務所に向かったシンプソンは、途中でクリーニング店の店主に発砲、射殺した。保安官のビル・ゴフは外に出た瞬間に右肩に銃弾を受け負傷、どうにか事務所内に逃げ延び隠れることが出来た。しかし、シンプソンはなぜか保安官をそれ以上深追いせず、カービン銃を口に咥えて引き金を引き自殺した。この事件、例の中野市の事件に似ているが、何がやりたかったのか分からない点では非常に類似性が高い事件である。