昨日、



今の状態のMRI画像やレントゲンを見てみたくて、




主治医の先生に説明してもらいつつ、

見せてもらいました。



MRIは数えきれないほど撮っているので、

全部は載せられないけど…

何枚か残しておきます。




あ、参考までに、検索した正常な脳の画像を。




真ん中に縦に通ってるのが脳幹です。





で、


私の術前MRI


第2頚椎の歯突起(脳幹の左側、1番上の骨)がかなり傾いて(頭蓋底陥入症)、
明らかに脳幹を圧迫してるのと、


小脳もずり落ちていて(キアリ奇形)、脳脊髄液の通る道(白いところ)がほとんどないのが分かります。。






術後MRI




歯突起が真っ直ぐになって、脳幹の圧迫はほぼなくなってるのが分かりやすいかと思います。

術前画像ですごい角度だったものが、術後は緩やかなカーブになってるのですが、

そのカーブの黒く写っている部分は骨ではなく、

「歯突起後方偽腫瘍」といって、
緩んで古くなった靭帯が、かさぶたのように貼り付いているとのこと。

これは時間が経つにつれて消えていくらしい。




小脳の位置もまだ下がってるけど、前よりはちょっとだけ上がっていて、

(この画像じゃ分かりにくいけど、パソコンで見せてもらったのは確かに上がってた気がする)




脳脊髄液の流れも良くなっているし、



これからも少しずつ上がるだろう、とのこと。









それから、術後2週間くらいで、

最初に脊髄空洞症が出現したとき。




髄液の通り道がほとんど無いせいで、
行き場をなくして脊髄に入り込んでしまったのが、

脊髄の真ん中にハッキリ写ってる、白い部分。


術後に出るのはあんまりないらしいけど…




手術のとき、

脊髄の後ろの骨に穴をあけて、

脳脊髄液の流れるスペースを作ったんだけど(大後頭孔減圧術)、



持ち上がって欲しい小脳が、

逆に下がってきてしまって、



結果的に液の流れが滞ってしまったせいで、

脊髄の中に入り込んでしまった、と。







でもこの後、



環椎と軸椎の固定の効果が出てきたのか、


前の方で液の流れが良くなったおかげで全体的にも循環して、


空洞が消えてくれたらしい。







その状態を10月、11月で2回繰り返したけど、


最終的に再手術は免れることができたから良かった…。




って、自分で書いてても、合ってるのか、


私自身ほんとに分かってるのか不安(^^;






まあ良くなったからいいや(*゚▽゚)ノ








ちなみに脊髄空洞症は本来は特定疾患で、

1度出来た空洞が、手術もせずに綺麗に消えることも珍しいらしいから、

自分のことながら私の症例はほんとに特殊なんだなぁ、と実感…。











ちなみにちなみに。



術後のレントゲン写真。









実感ないけど、ほんとにボルト入ってるらしい。


痛いわけだ…
(たまに何かが当たる痛みがある)





すごいなぁ…







先生、すごいなぁ………。