父親のこと。


私の父親はもう亡くなりましました。


HTLV-1というウィルスに侵され悪性リンパ腫(血液のがん)で亡くなりま


した。


どんな人だったかというとギャンブルが好きで特に競輪が好きでした。


選手になることに憧れていたのですが、目を事故でけがをしてなれな


かったようです。チンピラの親分各みたいなタイプだったようです。


釣りが好きで一人でよく行っていました。


料理が割と好きで天ぷらやすいとんを時々作ってくれました。


仕事は水道配管工を無店舗で何人か雇い経営していました。


収入はある時とない時の差が激しくやりくりが大変だったようです。


発達障害は遺伝性があるようで父親もそんなADHDの様なタイプの人


でした。


お金があるときは仕事もそこそこに勝手に競輪場に行ってしまい


負けてすってんてんになったりパチンコ屋にいってしまったりを


繰り返していました。


よく家賃を滞納したりして不動産屋さんを通さずうまくやろうとして


トラブルになったりしました。こんな状態だったので家も何か所か


転々としていました。


伯父さん(父親の兄)にお金を借りに行っては踏み倒していました。


私の高校の入学費も叔母(父親の姉)に借りに行き踏み倒してしまいま


した。


こんな人だったので親戚とは疎遠になっていきました。


そして私も見切りをつけ一人にさせてしまいました。


その後住んでいたアパートを追い出され次に無理やり借りたやばい


アパートでボコボコにされたり支払いに困ってて大変だったよう


ですが当時の私は「いい気味」と思っていました。


特に伯父さんには迷惑かけっぱなしで私自身ももうどうしていいか


わからないくらいでした。(その伯父さんももう亡くなりました)


そんなどうしようもなくなったとき伯父さんに保証人になってもらい


生活保護を受けたようです。そのあとは市営住宅を借りて住んでいたようです。


その時からリンパ腫を発症したようです。


一人にさせてからのことは市役所と伯父さんを通してからしか聞いて


いませんが、遺品整理の時メモ書きが出てきて様子がわかりました。


あと一人になってからもパチンコ屋にいきパチンコ仲間から借金をして


いたようでした。父親の死後そのパチンコ仲間のペンキ屋の男から


借金分を請求され慌てて断りました。


葬式もなく焼き場で焼かれただけの不幸な最後でした。