秋風私の後ろ髪を巻き上げて あなたは駆け抜けていく 脇目もふらず 人波街並掻き分けて 舞い上がる塵 くるくるねじれ飛ぶ木の葉 目を細め 微かにしかめたのも一瞬のこと 口元からこぼれるのは いたずらっぽく 楽しげな笑み 心地よく冷えた頬が 熱を帯びてくる 見上げた空がどこまでも どこまでも 青く高いから