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skycafe canser station

2012年冬に甲状腺がんと判明された道産子女子のゆるめな記録。
2014年夏から「絶対に勝たなきゃいけない戦い」に入ります。

自宅の庭に野菜を植えるようになって(父と母がメインでやっている)、毎年必ず収穫できるのがトマト。
窓からもなっているのがわかるので、それがどれぐらいかワクワクしています。

今年は父が入院しているので、それをリアルに伝えるために写真をとってメールに添付したりしていますが。

味は非常に美味しいですヽ(´ー`)ノ


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数日おきに父の病院に通っています。
ただ、毎日通いすぎるとお互いにエネルギーが消耗するので、無理して、頑張って以下なようにしています。

化学療法が始まってからの症状ですが、この1週間ほどでこういう状態になっていました。

○便秘(3日以上続いていたらしい)
○下痢(便秘が終わったらこっちに移行したらしい)

しかも4人部屋なので、トイレの行き交うのが激しいとのこと。
ちなみに、投与してから最初の頃はほぼひとりで住んでいたようですが、ここ数日ほど新しい患者さんがはいってきているとのこと。
その前も来ていたけど、一晩ほど入院してから退院したらしい。

それ以外は大きな症状は現時点ではありません。
ドラマなどで見かける、「抗癌剤を投与したらすぐ髪が抜けた」ということもなく、フツーに過ごしています。
ただ、飽きっぽいのでちょこちょことからだを動かすようにしているみたいです。

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私が患者だった時はそれほど出会いませんでしたが、今回のヤマイの件で出てきました。
い わ ゆ る 補 完 代 替 医 療 と か い う も の 。
どう見ても胡散臭いなあと思ったので、早速調べてみました。

補完代替医療は、英語でComplementary and Alternative Medicine(コンプリメンタリー・オルタナティブ・メディシン)といい、頭文字をとってCAM(カム)と呼ばれています。
* 補完医療とは、現在私たちが受けている西洋医学を補う、補完する医療です。
* 代替医療とは、現代西洋医学に取って代わる、ことばどおり代替する医療です。

この二つの医療は、別々に異なるものもありますが、多くは分けることが困難な場合が多く、両者をまとめて補完代替医療といいます。
米国の国立補完代替医療センターは、この医療を“現段階では通常医療と見なされていない、さまざまな医学・健康管理システム、施術、生成物質など”と定義しています。

すなわち、補完代替医療は、いわゆる民間療法と呼ばれているものであり、自己判断・自己責任で行う医療です。
当然、健康保険はききませんので、費用はすべて自己負担となります。

引用 - 四国がんセンター「がんの代替医療の科学的懸賞に関する研究」『補完代替療法ってなに?』より

具体的にはこういうものを『補完代替療法』の中に含まれるみたいです。
中国医学(中薬療法、鍼灸、指圧、気功)、インド医学、免疫療法(リンパ球療法など)、薬効食品・健康食品(抗酸化食品群、免疫賦活食品、各種予防・補助食品など)、ハーブ療法、アロマセラピー、ビタミン療法、食事療法、精神・心理療法、温泉療法、酸素療法、等々。
書店などで売られている「これをやったらがんが消えた」みたいなタイトルの本や雑誌の企画などもこの『補完代替療法』を推奨していると言えます。
これはやり方を間違えると死に至ることもあるので、一概に否定はできません。根底には「ヤマイを治したい!」というのがあって、「とにかく何でもいいから」という理由で選んでるからです。それを否定することは、その選んだ人のことを全否定してしまうことにつながってしまうから。

もし、そういうのをすすめられたりしたら基本は「自分に必要か」と考えてみることでしょうか。
いらないなら「それは必要ないから」と断ったり、「そういうのもあるのね、情報有り難う」と受け取ってみたり。
「せっかくもらったから…」「1コ高いし、いらないと言ったら悪いから」と義理や人情などでやるともしものことがあっても責任は患者自身なんで(特に海外からの個人輸入などで貰ったものだと…)



ちなみに、今回の件でやってきたのはテレビで宣伝している養蜂場のプロポリス。1本ん8000円もするブツでした。。。
これを使ってもいいかわからなかったので、とりあえず医者に相談。医者は「いいけど、場合によっては肝臓の数値が上がることもありますよー」とのこと。まあ、これに関していうと自己責任なので否めないけど。。。(代替医療で子どもの予防接種全否定とか、政治的ニオイがプンプンのものもあるからねえ)


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入院したその日に、道外に住む妹から手紙が届いた。
宛名は父名義。
開けないように、父のところへ翌日母が持っていった。

翌日は抗がん剤スタート日だったので、点滴につながった状態のまま時間を過ごした。
お守りは癌封じで有名らしい、埼玉県行田市にある行田八幡神社のものらしい。

自宅からかなり距離がある中、数少ない休暇を利用していったらしい。

普段は神頼みとかそういう話はないのだが、これは思わぬことでありがたいなと思った。

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悪性リンパ腫のホジキンリンパ腫の治療方法として、化学療法+放射線治療の併用だと医師に言われました。
その典型的なものとして、「ABVD(ドキソルビシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ダカルバジン)療法」というのを4回にわたって行うそうです。幸い、症状として早期のものだったのでこの方法がベストだと言われました。
【参考資料】
早期ホジキンリンパ腫の最近の治療は、化学療法と放射線療法を併用することが増えています。これは、化学療法を併用することにより、治療効果を改善すること(特に予後不良の早期ホジキンリンパ腫)や広範囲の放射線照射野を縮小することを目標としています。

化学療法として通常採用されているのは、進行期のホジキンリンパ腫の標準治療用語集アイコンとして確立している「ABVD(ドキソルビシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ダカルバジン)療法」です。進行期のホジキンリンパ腫の場合、この治療を6~8コース行いますが、早期ホジキンリンパ腫の場合は4~6コースに減らすことが一般的です。併用する放射線療法としては「領域照射」という方法(病変があったリンパ節領域のみを限定して放射線治療を行う)が一般的で、広範囲のSTLI(全リンパ領域から骨盤部を除いた部分に照射する方法)を併用した場合と同等の治療効果が期待されます2)。領域照射を行った場合は、STLIに比べて放射線による有害反応が少なくなることが予想されます。この治療法を行った場合(ABVD療法4コースと領域照射またはSTLIの併用)、12年の無再発性生存率が90%を越えたと報告されています(対象は予後不良IA期、IB期と予後良好・不良を問わないIIA期)2)。

最近は、予後不良因子のない早期ホジキンリンパ腫に対して、ABVD療法を2コースに減らしたり、ABVD療法の組み合わせから一部の薬剤を除いたりして、有害反応の少ない治療法を確立していこうとする研究も進んでいます。
引用 - がん情報サービス「ホジキンリンパ腫」より

そういうことだったので、今後の予定としてはこういう感じになりました。
  1週目(治療開始):投与○
  2週目:休み
  3週目:投与○
  4週目:休み
この流れを1クールになり、うち2回投与なので、『表』『裏』という扱いになります(医師曰く)

投薬当日ですが、先に埋め込まれたポートの中に薬を入れる状態なので、フツーに過ごしていました。点滴なので、血管が冷えるということもないそうです。
ただ、これが今後繰り返されるということは、ある程度覚悟を…と思っていました。体内の中で棲みついていたがん細胞を破壊していくのと同時に、その影響はいろいろあると思うので。

まだ始まったばかりなので、なんとも言えません。
ただ言えるのは、勝たなきゃいけないということがより現実化しつつあることでした。


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