LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。/ダイヤモンド社
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ダイヤモンド社 (2012/6/15)
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モノから得られる満足は一瞬しか続かないけれど、経験やそこから得た知識は、自分の中に一生残ります。モノを買うことは短期的な欲求を満たすこと、その反対に経験や体験はもっと長期的な視点で得られる利益なのです。(p.22)
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収入や資産が多いかどうか、実際に欲しいものがたくさん買えるかどうかが重要なのではありません。収入と支出のコントロールができていればいい。欲しいものが買えるし、やりたいことがあったらできると「思っていることが重要」なのです。(p.55)
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「新しい幸せ」10の条件
1 仕事を楽しんでいる
2 いい仲間、いい家族がいる
3 経済的に安定している
4 精神的・肉体的に健康である
5 刺激のある趣味やライフスタイルを持っている
6 時間を自分でコントロールできると感じている
7 住む場所をしっかり選んでいる
8 いい考え方のクセを持っている
9 将来の見通しが立っている
10 ゴールに向かっている感覚を持つ
→新しい幸せの形は、お金、時間、場所などから自由になるということ(p.63)
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せっかく生きているなら、楽しいと思えることをしなければなりません。たとえ傍から見ると大変そうなことでも、本人が楽しいと思っていれば成果も上がるし、そこから得られるものも多くなります。(p.88)
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常識より自分の判断基準を大事にする。(p.89)
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何が大事かが明確になれば、必要なもの以外を捨てることができます。それは、諦めるというよりは、「あえて捨てる」という感覚。そうすれば、自分がどういう方向に進みたいか、自分の幸せはなんなのかがわかってくるでしょう。(p.124)
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幸せは、ポジティブな選択の向こう側にあります。新しい楽しみや人生の面白みを得るために「あえて」選ぶ。そして、自分自身がやるべきことや、持つべきモノを減らしていくこと。それが、幸せへの一番の近道です。(p.190)