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「あなたが考えたことのすべて、あなたが過去に選んだことのすべて、友達とのおしゃべりやあなたが望んだことのすべて、それらのすべての記憶は、いま、一体どこにあると思うかね?」と、いざなぎ空がいきなり問いかけてきた。台所で食事の準備をしていたときだ。
さぁ〜〜、そんなのいちいち憶えていません。ほとんど忘れちゃいました。それがどうかしたんですか??
じゃぁ、すべては蒸発して、跡形もなくなってしまったのかな?
よくわからないですけど、思いがけない瞬間に、ふと思い出すことはよくありますけど、普段はほとんど忘れちゃっていますね。
思い出せるということは、なくなっていないってことだよ。あなたの頭の中の「脳」からは消えても、「虚空の中」に、つまり純粋な「意識の中」には貯蔵されているわけさ。思いかけず、あなたはそこから、時々は引き出してきているわけさ。
そ、その「虚空」というのは、場所的にいうと、具体的には一体何処なんでしょうか??
あなたに、わかりやすく説明できるかどうかわからないけど、一応努力してみるよ。あなたの頭の中の記憶の「容量」は、たとえていうと、スマホという小さく軽い「端末」のようなものなわけさ。軽くて動くやすいあなたという「スマホ」は、小さな端末だから、すべてをメモリーに「貯蔵」しているわけじゃないわけさ。
でもインターネットにいつも接続していて、普段はほとんど利用しない記憶や画像や過去のあらゆる出来事を、サーバーである「クラウド」に、あなたの人生のすべての画像をしっかりと「保管」してもらっているわけさ。そしていろんなことを思い出すときは、Googleで検索するように、あなたがたはいろんな「出来事」や「経験」を思い出して来ているわけさ。
なので、クラウドの中を「検索」せずに、あなたがた自身のスマホの中だけ、つまり「脳の中」だけを探しても、いつまでも思い出せないわけさ。
ふ〜〜ん。確かにわかりやすいといえば、わかりやすい説明ですね。
ところでその「クラウド」ってやつは、現実的にいうと、アリババのクラウドとか、Amazonのクラウドとか、Googleのクラウドとか、マイクロソフトのクラウドとかいった具合に、やっぱり、たくさんのクラウドが「分散」しているんでしょうか?
そこのところは、あなたがた物質世界とはまったく違うよ。「虚空」というか、「意識のクラウド」は一つで、唯一の「存在」なわけさ。70億のスマートホンに喩えられる、あなたがた個別の肉体という「端末」は、ただ一つのクラウドを覗き込むための「窓」なわけさ。つまり、ひとつのクラウドの中を、あなたがた皆が覗き込んでいるわけさ。
でもそれぞれの「視点」がまるで違うから、まるで目隠しをして象の巨体の一部だけに触れてみて、それぞれ自分の位置から「鼻」や「耳」や「胴体」や「足」に触れた感覚で、あなたがた皆が思い込んだ世界を勝手に「想像」してしまっているわけさ。
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なるほど。そういうことなんですね。そうすると、もしかしてその一つのクラウドは、何処かにあるけれど、特定の場所にはないわけなんでしょうか??
もちろんそうだよ。でもそこのところはあなたがたの現実の「クラウド」も、だんだん私たちの意識の「クラウド」に似てきているわけさ。あなたがたの世界のAmazonやGoogle等のクラウドは中央集権型ではあるけど、インターネットでクラウド同士が国境を越えて繋がってしまっているから、もはやどこの場所とも特定できなくなりつつあるわけさ。
そしてそのクラウドは、もちろんAIによってコントロールされているから、あらゆるモノや物質は、いつしか「知能」に置き換わってきているわけさ。言っている意味わかってもらえているよね?
さぁー。ついて行けてない気もしますけど、とにかく、あなたの今までの説明に従いますと、モノや物質は幻想(マーヤ)で、純粋な意識がフーリエ変換されたものが、物質や出来事という「個体」のように見えていて、純粋な意識が「液化」したものが「感情」や「思考」になって表現されている、って聞いていますよ。正直言って、ぜんぜん府には落ちてないのですけどー。
とにかく、頑張ってついて来て欲しいね。カタチに現れる前の「意識」が、純粋な意識なわけさ。「純粋な意識」は静かに止まっていて、永遠に「いま」なわけさ。その純粋な意識には「時間」が無くて、すべてが偏在的に、ただ「在る」わけさ。なので当然、いつまで経っても「いま」しかないわけさ。
「いま」しかないと言われても、どう考えても、「時間」は流れているようにしか思えないんですけど〜〜!?
そんな風に感じるのはいつも「考える」からだよ。「考える」ことそのものが「動く乗り物」みたいに作動してしまうわけさ。電車の「窓」から外の景色を見ると、外の景色が動いているように「錯覚」するよね。それとまったく同じ法則がここでも働いているわけさ。外の景色は本当は「静止」しているよね。
ということは、「考える」ことが「動き」を、つまり「動き」という幻想(マーヤ)を生み出してしまっているってことなんでしょうか?
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そいうこと。純粋な意識はすべての「源」だから、カタチも空間も時間も何もないわけ。純粋な「思い」だけが、ただ静かに「在る」わけさ。時間が無いから、すべてのことは叶えられていて、すでにこの瞬間に「在る」わけさ。
なので、純粋な意識は、決してあなたがたを裏切らないよ。裏切りようがないわけさ。あなたがたそのものなんだから。
ということは、「不安」や「恐れ」は、「考え」というコンセプトの中だけに「存在」していて、やっぱり幻想(マーヤ)だってことになるんでしょうか?
そうだよ。気づいてもらえて嬉しいよ。
「考え」というあなたがたの中にある「物語」が、その考えの「連続的な動き」が、あなたを、「いま」という永遠から分離させて、「迷い」というぶれの中に引き込まれてしまっているわけさ。
アダムとイブが、何気に「知恵の果実」を食べてしまったが故に、物質世界の恐れと不安の「動き」のぶれの中に、天国から真っ逆さまに落下してしまったってわけさ。
アダムとイブの寓話は、な、なんと、そういう「意味」だったんですか!?
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いざなぎ空との対話はつづく。