離婚の時、子供の環境を変えたくなかったので
元夫が出て行き私と子供は引っ越さず同じマンションに住んだ
私の仕事は出張が多く、1回の出張は7日〜10日✈️
離婚後は会社に事情を話し3泊4日で回数を増やした
当時小学生の子供を置いていくことは出来ないので
出張先に連れて行く
学校は休ませたくなかったので、土日を挟んだ出張スケジュールを組む
金曜日朝私が出発、夕方学校を終えた息子ちゃんが一人で出張先に来る
一緒にホテルで2泊
私が仕事の間、息子ちゃんはホテルの部屋で待つ
ゲーム三昧
お昼は一旦ホテルに戻り一緒にご飯を食べる
夜は2人で美味しいものを食べ、夜でも行ける観光地をぶらぶら
その頃ポケモンにハマっていた息子ちゃんは、地方のポケモンセンターに行く事も楽しみにしていた
日曜日夜、出張先から息子ちゃんが1人で先に戻り
私は月曜日夜戻る
出張先から息子ちゃんを見送る
無事家まで帰れるか心配な気持ちと
息子ちゃんに申し訳ない気持ちで涙があふれた
息子ちゃんも不安な気持ちはあったと思うが
一人で新幹線や飛行機に乗ることを怖がらず助かった
海外出張は夏休みや春休みにスケジュールを組む
その間、県外に住む妹に預けた🚄
妹宅には同い年の従兄弟もいて息子ちゃんも楽しんでいた
海外出張中、入院になったことがあった🏥
どうしても直ぐに戻ることが出来ず、帰国後直ぐ病院に駆けつけた
酸素マスクと点滴に繋がれた息子ちゃんを抱きしる
息子ちゃんは声を出して泣いた
私もごめんねと言いながら涙が止まらなかった
小児科病棟だったので、そのまま病室で10日ほど一緒に過ごし退院
その間、日帰りで東京に戻り仕事した日もあった
可能な限り、息子ちゃんと一緒にいたかった
中学生になると1人でお留守番する様になった
4日分のご飯を作り置き
1食分ずつタッパーに入れてメッセージを書き付箋を貼る
洗濯は自分で出来たので問題なし
当時一番の問題は朝起きれないこと
ママがいないと夜更かしになる
学校から息子ちゃんが登校していないと電話がある事もしばしば…
学校からマンションまで近かったので、先生がマンションまで起こしに行ってくれた事もあった
台風で飛行機が飛ばず帰れない事もあった🌀
関東に台風上陸
マンションのある場所が避難区域となった
その時はマンションのお隣さんが声をかけてくれて、息子ちゃんと一緒に避難してくれた
他にも色々なことがあったが、周りの人に助けてもらい何とかやってこれた
都会は希薄な関係が多いと言うが、私は違うと思っている
都会の人は困った人がいるとさりげなく声を掛け、手を差し伸べてくれる
私はこの距離感が好き
今は息子ちゃんも高校生になり、彼もいてくれて安心だが
昨年は私の出張中に息子ちゃんがコロナウイルス感染
看病してくれた彼にも移り2人でダウン
心配は尽きない