9月9日


この日は日曜日で私も仕事が休みでした。


なかなか寝つけず
眠りにつけたのが明け方4時をまわっていたので

私も9時ぐらいまで起きれませんでした。
妻も寝息をたてていたので
起こさないように

妻が何か食べれそうな物は
ないかと冷蔵庫を見ていました。



「梨が食べたい」
と声が聞こえてきました。


この梨は、昨晩お友達が持ってきてくれたものでした。
昨日はこの梨もいらないと言っていたので

食べる元気が出たんだと
少しホッとしましたおねがい


「このまま横になっててもいいかな?」
と言ったきたので
「寝てたらいいよ。家の事は俺がやっとくから」
「ありがとう。水がもうないねん」
「わかった。何か食べたいもんあるか?」
「フルーツ」
「葡萄とかでええか?梨ならまだあるけど」「梨あるんやったらそれでいい」

なんて会話をして
私は買い物へ行きました。








買い物から帰って暫くすると




「トイレ行きたいけど息切れするなぁ」
と、ぼそっと独り言のように呟いていました。


それに気付いたので
手伝いに行きましたが
「1人で行ける」とトイレへ向かいました。




トイレから戻った妻の容態を確認すると



熱はない。
血圧は少し低い(もともと低い)



その時に気付きました。


脈が異常に早い❗





これは駄目だと思い
すぐにかかりつけの病院へ電話をしました。


日曜日で病院は休みでしたが
すぐに入院の段取りをとってくれました。


息子と両方から妻を抱え
車へ乗せ、娘を連れて大急ぎで病院へ向かいました。



息子は午後からアルバイトがあったので
自宅に置いていきました。


病院で何かわかったら
     すぐに連絡するからと。






病院へ着くと
すぐに診てもらう準備ができていました。
主治医は休みでしたが
当直の医師におおまかな内容は伝えていました。





診察してもらい

酸素濃度が低い
貧血がひどく輸血が必要

息切れ、脈が早いのは
これが原因だと。

あと

レントゲンを撮影した。



すぐに病室に移り




酸素を鼻から吸入した。

少し楽になった。




その間も、息子から何度も連絡が入った。
気になって仕方ない。


たった1人の血をわけた母親だから当然だった。




しきりとバイトを気にしていたので
休ませ、バイクで病院まで来るように
伝えた。必要そうな荷物を伝えた。





しばらくすると
輸血の準備がはじまった。


妻の両親、兄、姉に連絡した。



検査の結果はなかなか出なかったが





午後3時半ごろ

当直の医師に呼ばれた。






告げられたのは


「播種性血管内凝固症候群(DIC)」

血にガンが混じり
それを異物だと認識、血小板が血を攻撃し
固まる。それが次々に行われる為、
全身に血栓ができる。
どこかに詰まると終わり。

手足のあちこちに「青アザ」ができているのは
血小板が上記の事に使われて
出血を止めないから。

貧血もそこから来ている。と。


1つ疑問があった。
レントゲンはなぜ?


息切れがあったので
肺に水が貯まっている可能性があったから
調べたとの事。

肺はキレイで問題ないとの事だった。







話の終わりに


主治医が今、向かっています。
自宅から来るので、時間はかかりますが
待っていて欲しいと言われた。



もちろん帰るつもりなんて
サラサラなかった。








時間があったので

デイルームで

「播種性血管内凝固症候群(DIC)」
を調べた。





絶望的な内容がそこにはかかれていた。